【新屋山神社の金運守】日本三大金運の神のご神威をいつも手元に

山梨
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小判型お守りはディテールまでパロディ化

第95回目は山梨県富士吉田市にある
新屋山神社の「金運守」です。
初穂料800円(授与時)。

小判型の
金運上昇お守りです。
金色なので
素材は金だとありがたいのですが、
違うでしょうね。
(当然そこが重要なのではありません)

具体的な素材は分かりませんが、
金属製なので
ずっしり重みがあります。
お金がこちらへやって来そうな気がしてきます。
逆に、軽いとチープ感がするので
金運がつかなさそうですよね。

見てのとおり
「金運守」は小判をモチーフにしています。
細部もしっかり模している
ところがおもしろいです!

真ん中やや上にある
文字のような、記号のような
ものは何でしょうか?↓

「壱两」と打刻されています。
一両ですね。お金の単位です。

真ん中やや下にある
こちらは?↓

「光次」と入っています。
小判を鋳造した人物を証明する刻印です。
金座の責任者である
後藤庄三郎光次の名前となります。

上下左右に入っている
花のようなものは?↓

朝廷または幕府が承認したことを
証明する「五三桐」という家紋です。
ただし、
この「金運守」は
パロディなので
「五三桐」っぽい文様になっています。
あえて名前をつけるなら
「二一桐」でしょうか。
そのようなものは存在しませんが。

いつもはお守りの裏面も紹介していますが、
袋から開けてない状態ですので、
今回は省略いたします。
ちなみに「金運守」の下に敷かれた
紫色のシートの裏側は
グレー色になっています。

新屋山神社とは以下のようなところです。

新屋山神社公式サイト | 富士山麓・富士吉田
新屋山神社公式サイト。金運上昇、商売繁盛、農林業繁盛などのご利益があると言われる、富士山の麓、山梨県富士吉田市新屋地区にある山神社「新屋山神社」公式サイト。
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新屋山神社は日本三大金運神社のひとつ

新屋山神社は
金運上昇、商売繁盛、農林業繁盛などの
ご利益があるといわれる神社。
特に金運上昇が有名で、
石川県の金剱宮(きんけんぐう)
千葉県の安房神社(あわじんじゃ)
と並んで
「日本三大金運神社」といわれています。

新屋山神社のご祭神は
大山祇命(おおやまつみのみこと/大山津見神)。
伊弉諾尊(いざなぎ)と伊弉冉(いざなみ)
との間に生まれた
「山の神」といわれる自然神です。
山は数々の恵みをもたらすことから、
金運や商売繁盛に
繋がっていくわけです。

第92回目の記事で紹介した
北口本宮冨士浅間神社から
距離にして約1.3km。徒歩約20分。

最寄りの駅は富士急行線河口湖線の富士山駅。
距離にして約2.2km。徒歩約40分です。

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鳥居のトンネルの先に金運を司る神様が鎮座

入り口となる鳥居がこちらです。↓

こちらをくぐると
すぐに道路によって参道が遮断されるため
スタートとなっている鳥居には
思えないかもしれません。

扁額には「山神社」とあります。
新屋山神社は通称「山神社」として
地元に人に愛されています。

そういえば
新屋山神社へ向かう道中、
歩きを止めてグーグルマップを見ていたら、
地元のおじさんが突然
「山神社かい?」
と話しかけてきました。
山神社と呼ばれていることを知らなかったわたくしは
「新屋山神社なんですが」
というと、
「山神社はこの道を……」
と続けるので、
「いえ、いえ、新屋山神社……」
と言い直したら、
「同じ、同じ。この辺ではみんな山神社なんですよ」
とおっしゃってくれました。

愛称で呼ばれるって
本当に地元の方から崇敬されているんだなあと
実感しました。

話を戻しまして。

最初の鳥居をくぐって
道路を越えると
次の鳥居がこちらです。
実質、ここからがスタートと
いったイメージでしょうか。↓

なぜか、この鳥居だけ
色が塗られておらず、
木目が露わになっています。
ここからは先は
ずっと朱色の鳥居が連なっています。

鳥居のトンネルを抜けると
階段があります。↓

鳥居のトンネルの両サイドには
木々がしっかり生えていて、
少し暗い印象なのですが、
反対に
階段の向こう側は
直接日差しが入るため明るいです。
こう見ると
まさに神域です。

階段を上り切ったところから
鳥居のトンネルを見ると
このようになっています。↓

けっこうな迫力です。

拝殿にたどり着くには
次の鳥居のトンネルを
くぐることになります。↓

今度のトンネルは短めです。
消えかかっていますが、
扁額には
またしても「山神社」の文字。

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社殿の色使いや彫刻の細かさに高い芸術性を感じる

鳥居のトンネルを抜けたら
拝殿です。↓

黒と白のモノトーン調。
デザイン性の高い拝殿だと思います。

新屋山神社は
1534年(天文3年)10月17日に創建。
1727年修復。
1890年(明治23年)に弊殿、拝殿の造営。
1934年(昭和9年)10月17日に本殿を再建。
1973年(昭和48年)に弊殿、拝殿を改築して
現在に至ります。

向拝(こうはい)の懸魚(げぎょ)に作られた
彫刻は鳳凰でしょうか。
立体感があって
まるで生きているかのようです。↓

赤色が使われておらず、
どちらかというと寒色系で
まとめられた色合いなので
すごく新鮮というかクールです。

蟇股(かえるまた)の龍も
またリアルです。
口元のあたりなどは
今にも動き出しそうです。↓

金運を象徴する金色です。

龍の奥には天狗が控えております。↓

拝殿の横には
「夫婦木社」があります。↓

お社の手前にある二本の木が
途中で繋がったことから
夫婦木と名付けられ、
その木を神としてお祀りしたのが
「夫婦木社」となります。

縁結び、夫婦和合、
子授け、子孫繁栄
のご利益があるということです。
この4つをひと言で表したのが
「心」なのでしょう。↓

神楽殿もオシャレです。↓

末社の小御岳社です。↓

大黒様と恵比寿様が祀られてあります。
二神とも福(特に財の面)をもたらしてくれる神様。
いっしょに置くのはけっこう一般的で
室町時代からといわれます。

置く位置にも決まりがあり、
恵比寿様が左側
大黒様が右側
だそうです。
小御岳社の並びは正しいです。

金運、やっぱり重要ですよね。
こんな不景気な世の中ですから
なおさら金運をほしいですよね。
新屋山神社へ詣でましょう!
その運を四六時中
自分のもとに置くために
ずっしり重量感のある
「金運守」をいただいてください。

住所:山梨県富士吉田市新屋4-2-2
アクセス:富士急行線河口湖線の富士山駅より。約2.2km、徒歩約40分
http://www.yamajinja.jp/

山梨
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コメント

  1. 小林宗治 より:

    お守りに関するレポートなのでしょう。でも、御祭神には触れて置かないと 神社レポートにならない気がしてます。あと カード💳形の財布守も有ります。

    • 守護守 守護守 より:

      コメントありがとうございます。
      確かに御祭神に触れたほうがいいですよね。内容を加筆いたしました。
      これからもよろしくお願いします。

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