陰陽五行の黄色と赤色で仕事運と学力を向上させる
お守りコレクションblog
第195回目は京都府京都市上京区にある
晴明神社の向上守です。
初穂料1000円(授与時)。

黄色地のベースに赤色の矢印が
一番星(五芒星)を目指しています。
描かれているのはこの2点のみ。
天文陰陽博士でもあった晴明公。
その陰陽五行によると
黄は土(腰を据えた粘り強さ)
赤は火(情熱と勢い)
を表します。
シンプルゆえに一度見たら忘れられないデザインです。
肌身離さず身につけて晴明公のバックアップを!
裏面です。

シンボル「五芒星」の下に
「晴明神社」と記されています。
こちらも至ってシンプル!
受験、試験、面接に挑むとき
紐が長いので首から下げるか
縦4.5cm、横3cmと小さめのサイズなので
ポケットに忍ばせるなど肌身に置くことで
晴明公からバックアップを受けられるかもしれません。
晴明神社とは以下のようなところです。

晴明公のシンボルマーク 五芒星が頭上よりお出迎え
京都駅から市バスを利用して行かれた場合
堀川通沿いにある「一条戻橋・晴明神社前」で下車すればもう目の前。
一の鳥居がお出迎えです。

扁額に五芒星が刻印されています。
正式には晴明桔梗印という名の神紋です。↓

陰陽道の天地五行
木、火、土、金、水を司どっているのと
5弁の花のフォルムが桔梗の花に似ていることから
この名がついたのだそう。
桔梗の花はこちらです。↓

桔梗の涼し気な雰囲気と
晴明公の凛としたお姿は重なるものがありますね。
鳥居をくぐると左手に
この世とあの世を繋ぐという一條戻橋。↓

先代の橋で使われていた欄干の親柱を移設して造られています。
式神(十二天将)が陰からお出迎えです。↓

式神は晴明公に仕えた妖精? と伝えられています。
妖精、にしては存在感が濃い……。
そんな式神にじろりと見られ
恐る恐る橋を渡った先にあるものとは……。↓

桔梗庵です。↓

晴明公グッズを扱う
神社公認のショップとなります。
とりあえず
あの世に渡っていないことにホッとし
参拝後の立ち寄りを楽しみに先へ進みます。
参道に戻ると日月柱(にちげつちゅう)。
左(南)に日柱。↓

右(北)に月柱。↓

2つで陰陽を表しています。
石柱は四神門の門柱として使われていました。
平安の時代 この地に晴明公の住まいがあった?
日月柱を越えてすぐ(葭屋町通前沿い)に
二の鳥居があります。↓

これから晴明公に参拝できると思うと
ワクワクしてきます。↓

二の鳥居をくぐって右手にある手水舎の横に
晴明公が念力で湧出させたといわれる晴明井が。↓

星の中心からこんこんと湧き出る水には
病気平癒のご利益があるそうです。
拝殿です。↓

御祭神は言わずと知れた安倍晴明。
かつてこの地に晴明公の住まいがあったと
伝えられています。
こちらにて静かに手を合わせ晴明公にお伝えすれば
絡まった糸がほぐされるがごとく心が開かれると伝えられています。
何か悩みがある方は、晴明公に相談する気持ちで
手を合わせてみてください。
本殿の北側の並びには
齋(いつき)稲荷社
天満社
地主社
が鎮座しています。↓

晴明公の母上葛の葉(くずのは)は白狐であった
という伝承もあり
お稲荷さまともご縁が深いと思われます。
本殿左側にある壁沿いに
晴明公の代表的な10の伝説が
顕彰版にて描かれています。↓

母上とのストーリーもありましたので
ぜひご参照ください。↓

10枚すべてを読み込めば
晴明博士になれること間違いなし!?
拝殿前に戻ります。
拝殿の左側には晴明公の像。↓

こちらの像の目をじっと見ていると
心の中を見透かされそうです。
他の参拝客も何かを感じているのか
手を合わせる人がたくさんいました。
右側には厄除け桃があります。↓

よく撫でると穢れが薄れ
清々しい気持ちになるそうです。
かわいいビジュアルというのもあり
必須のフォトスポットとなっています。
みなさんよ~く撫でているんですね。
太陽の光に反射するほど
ピッカピカのツルツルな桃でした。
2024年大河ドラマ『光る君へ』を記念したお守りも
授与所です。↓

社務所の方に許可を頂き
撮影させて頂きました!↓

2024年現在放送している大河ドラマにちなんだ
期間限定のお守りもありました。↓

ファンの方はぜひ拝受を。
ドラマのストーリーに想いを馳せ
お守りを愛でるのもいいですね!
境内を清浄な空気で満たすエネルギーの高いご神木
神社は各々の想いを持ち寄り
たくさんの方が訪れるところ。
なので
時に重苦しい空気となってしまっていることもあります。
しかし晴明神社は
たいへん賑わう場所でありながら
とても清浄な雰囲気を保っていました。
この清らかさは多分、ご神木の楠(くすのき)のお力が
強いのではないかと感じました。↓

樹齢約300年。
樹皮に触れてもOKとのこと。
「独特の感覚があるので 両手を当てて大樹の力を感じ取ってください」
と掲示がありました。
幹を囲むようにベンチが設置されています。↓

休憩がてら腰掛けて
わたくしも背後からじんわりとエネルギーを頂戴しました。
意外や意外!? 行列のできる隠れ人気スポット
この日は修学旅行生と思われるグループで賑わっていました。
学生さんたちが順番待ちする行列の先には……。↓

顔出しパネルです!
いつの時代も旅の思い出に
一枚は記念に残したくなるものです。
わたくしも写真を撮りたくて列に並んでいたら
いい大人が学生の中でポツンと突っ立っている姿を見かねてか
それに気づいた学生さんたちに順番を譲ってもらい
先にサクッと撮影することができました。
こうやって各地を旅しておりますと
子どもさんや若者と思われる世代から思いがけない心遣いや
爽やかな対応を頂いたりすること、多々遭遇しております。
その度に「まだ未来に希望はある」と感じるのです。
今回もこちらで優しい学生さんたちと会うことができました。
お礼と共に楽しい修学旅行となるよう
心の中で願わせて頂きました。
そしてもう一つの人気スポットが↓

おみくじコーナーです。
なんと、おみくじは手をかざすことで
センサーが反応し番号が表示される仕組みです。
機器を通して式神がおみくじを選んでくれるのだそうです。
陰陽五行の5色があり1回200円です。
あなたはいくつ見つけられる? 晴明桔梗
最後に晴明桔梗が至る所にありましたので紹介します。




他にもどこにあるか探してみるのも楽しいですね。
テレビドラマ、映画、漫画、小説などで一躍有名となり
現世においても信望の厚い晴明公。
ストイックに自身の能力を鍛錬していた故に
抜きん出た陰陽師として名を残したのでしょうね。
世代問わず憧れと尊敬の念を込めて
お参りされている方がとても多いなと感じました。
京都市街にあり交通の便もよい場所に鎮座しています。
「達観した先輩に悩みを聞いてもらいたい」
そんな感覚で晴明公を頼ってみてください。
きっと解決の糸口を教えてもらえますよ。
住所:京都市上京区晴明町806(堀川通一条上ル)
アクセス:JR京都駅より市バスにて「一条戻橋・晴明神社前」下車 徒歩すぐ
https://www.seimeijinja.jp
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