【亀戸香取神社の勝守】袋の中に白い石を納めて自分だけの勝守に

東京
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境内で拾う白い小石は白星や勝星を表す縁起もの

お守りコレクションblog
第204回目は東京都江東区亀戸にある
亀戸香取神社の勝守です。
初穂料700円(授与時)。

撮影の際、
金色の勝運の文字が色移りをしてしまい、
黄色がかっていますが、
純白のお守りです。
なので、実物はとてもきれい。
身につけて汚れてしまうのが
もったいないと思うほどです。

今回の勝守は亀戸香取神社の人気ナンバーワンだそう。
それはこのお守りの仕組みにあるのだと思います。

授与所で勝運袋をいただいたのち、
境内に敷き詰められた砂利から
白い石を見つけ出します。
1つだけ拾い、
手水舎で清めてお守り袋に納めます。

なんだ? たったこれだけか?
と思うかもしれませんが、
せっかく白い石を拾うなら
なるべくきれいなものを拾いたい。
そんな心理が働くと止まらなくなるんです。
延々ときれいな白い石を探す旅が始まります。↓

境内をくまなく歩き、
「これはきれい」「こっちのほうがきれい」
と、やっていると夢中になってしまい、
30分ほどが経過したところでふと我に返って、
勝守袋に入れたい白い石を決めることになります。
これが宝探しゲームをしているようで楽しい!

わたくしが見つけた至高の白い石がこちらです。↓

直径約1.3cmの小石です。
キラキラしているのが分かるでしょうか。
この神石を神符が入っている
勝守袋の中へと入れます。↓

白い小石は、白星や勝星を表す縁起のいい石といわれています。
自分だけの勝守として白星を引き寄せてくれるはず!

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亀戸香取神社はスポーツ振興の神として崇敬されている

裏面です。

中央には亀戸香取神社の社紋である
左三つ巴が入っています。
背景に描かれているのは小葵文
お守りの柄としては最もポピュラーです。

亀戸香取神社といえば
スポーツ振興の神様として地元では有名です。
なぜ、そういわれているのかというと、
以下のとおりです。

939年(天慶2年)、
平将門の乱が起こったとき、
追討使の藤原秀郷(俵藤太秀郷/たわらとうたひでさと)が
こちらの香取神社に参拝して戦勝を祈願しました。
乱平定のミッションに成功すると
神への感謝を込めて、勝矢と名付けた矢を奉納しました。
これが勝利を願うスポーツ振興の神として
崇められる所以ということです。
さらに
歴代の天皇をはじめ
源頼朝、徳川家康などの武将たち、
剣豪の塚原卜伝(ぼくでん)や
千葉周作をはじめとする多くの武道家たちから
篤い崇敬を受けていたとうのも関係しているそうです。

これらのことから
亀戸香取神社には試合での勝利を願う多くの参拝者が訪れて
篤い祈りを奉げているということです。

それを示すかのように
このようなものがありました。↓

水泳の池江璃花子選手が
パワー全開祈念のために参拝にあがったようです。
勝守をいただいたのでしょうか?

亀戸香取神社とは以下のようなところです。

スポーツ振興の神 亀戸 香取神社
亀戸 香取神社は「スポーツ振興の神」として、スポーツ大会・試合の勝利を願う多くの参拝者が訪れ篤い祈りを奉げています。
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この周辺はかつて亀戸大根栽培の中心地だった

JR亀戸駅の北口(アトレ口)を出て、
明治通りを北上すると
蔵前橋通りと交わる亀戸四丁目交差点があります。
ここを左折して少し歩くと
立ち並ぶ建物群の中に一の鳥居を見つけることができます。↓

一の鳥居は亀戸香取神社の参道入り口でもあり、
香取大門勝運商店街の入り口でもあります。↓

商店街をずっと歩いて行きますと
亀戸香取神社に到着です。↓

二の鳥居も一の鳥居同様、
非常にシンプルな神明鳥居です。↓

二の鳥居を入り、
さらに進んでいくと
亀戸大根の銘鈑があります。↓

亀戸大根は有名だから
こういうところでもPRしているんだ
と思っていると、
亀戸大根の碑というものがありました。↓

亀戸で大根づくりが始まったのは
1861年~1864年頃といわれ、
亀戸香取神社周辺が栽培の中心だったそうです。
この地は荒川水系によってできた肥沃な粘土質土壌であったため、
白くて良質な大根づくりに適していたといいます。

亀戸大根は、根が30cm程度と短く、
先がクサビ状にとがっている特徴。
今の名前がついたのは大正初期だそうです。

そのような歴史があって
亀戸大根の碑があるわけですね。納得!

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剣のレリーフが施された勝石に勝運と幸運を祈願

亀戸大根の碑を過ぎますと
拝殿が近づいてきます。↓

緑が美しいですね!

左側に白い建物の社務所があり、
その手前にパワースポットといわれる
勝石があります。↓

鎮座1350 年の記念事業として2016年に建立。
触ると勝運や幸運に恵まれるといいます。
訪れましたら、ぜひとも触ってみてください。
約5トンの巨石の上には
藤原鎌足が亀の島に船を寄せ、香取大神を祀り、太刀を納めた
という言い伝えにちなんで
剣のレリーフ(浮き彫り)が施されています。↓

拝殿の前まで来ました。↓

665年(天智天皇4年)、
藤原鎌足(ふじわらのかまたり)が東国下向の際、
この亀の島に船を寄せ、
旅の安泰を祈り、神徳を仰ぎ奉(たてまつ)ったのが
創立の起因です。

御祭神は経津主神(ふつぬしのかみ)。
威霊優れた「国家鎮護の神」として崇められる
我国武将の祖神です。

スポーツ振興の神ということで
賑やかな雰囲気かと思いきや
荘厳たる静かな佇まい。
まるで武士や武道家のような
ピリッと引き締まる空気感がありました。

拝殿の右を行くと
大黒様(右)と恵比寿様(左)がおられます。↓

二神とも
かっぷくのいいおじさん
というイメージを持つのですが、
こちらはシュッとした青年。
斬新な像です。

自分の痛いところと同じ個所をお水で洗い清めて
ご神徳をいただいてください。

194回目の記事で紹介した亀戸天神社とは
約500mの距離。
徒歩にして約7分。
お出かけの際には両神社を参拝することをオススメします!
亀戸天神社の記事はこちらです。↓

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住所:東京都江東区亀戸3-57-22
アクセス:JR亀戸駅北口(アトレ口)より徒歩約10分
https://www.kameido-katori.com/

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