【安房神社の神氣守】神の氣をいただき運気・職運・家運を向上

千葉
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色バリエのある中、最も神々しく見えたオリーブ色を即決め

お守りコレクションblog
第205回目は千葉県館山市にある
安房神社の神氣(しんき)守です。
初穂料1000円(授与時)。

オリーブ色の大人っぽいシブイお守りです。
色違いもありましたが、↓

見ていて、
最も神々しく輝いていたのオリーブ色の神氣守でした。
その威光に引かれて即決でいただきました。

神氣の文字が金色で、波も金色です。
他のお守りと比べて、
金色の面積が大きいがゆえに
輝いて見えたのでしょうか。
いや!
純粋に神氣が強かった!!
だから目が奪われたのだ!!
と、わたくしなりに解釈しています。

神氣とは
万物のもととなる気。
精神力や気力。
不思議な霊気。
神々しいような趣。

造語かと思ったらそうではないんですね!

安房神社の神氣を授かり、
お守りのご利益となっている
運気向上、職運向上、家運向上
をいただきたいです。

お守りには、向上や上昇を象徴するが描かれています。
爪を力強く開き、
荒々しい高波を突き破るかのように
天へと昇っていく姿は
とても勇ましい!

改めて実感するのですが、
やっぱり龍ってかっこいいですね。

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安房神社の「安房」の由来は四国の「阿波」から

裏面です。

オリーブ色の地に
金色で安房神社の文字、社紋、荒々しい波が入っています。
金色とオリーブ色は類似性のある色合い。
にも関わらず、
同化せずにちゃんと区分けされ、
デザインがしっかり見えているのが
素晴らしいです。

ところで。
安房神社の安房(あわ)ですが、
なぜこのような名称になったのだろうか。
昔から謎でした。

調べてみたら
答えが簡単に見つかりました。

遠い昔、
房総半島に四国の阿波(あわ)から豊かな土地を求めて
天富命(あめのとみのみこと)忌部氏(いんべうじ)たち
一行が移り住んできたそうです。
彼らは阿波で育てていた麻を栽培したところ、
良質な麻が育ちました。
そのことから総(ふさ=麻の古語)の国と呼び、
人々が住んだところを同じ安房と名づけたといわれています。

徳島の阿波と関係が深かったのですね。
歴史っておもしろい!

安房神社とは以下のようなところです。

安房神社 一之宮 延喜式名神大社
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社号標は東郷平八郎の揮毫によるもの

JR館山駅東口から
JRバス『神戸経由安房白浜行』へ乗車して約20分。
『安房神社前』バス停で下車します。
歩いて『コメリホームセンター大神宮店』を過ぎると
安房神社の案内板があります。↓

案内板の矢印どおりに歩いていけば
安房神社へ到着します。↓

白い一の鳥居と白い灯籠。
この先にある神聖な空間への暗示でしょうか。
きれいですね!

社号標です。↓

官幣大社安房神社とあります。
旧社格の一つ、官幣社のうちで最も格式が高いものを指します。
安房神社は明治神宮、出雲大社、石清水八幡宮などと同等の社格でした。
社号標の文字は
東郷平八郎の揮毫によるものです。

一の鳥居をくぐり参道へ入ると
木々の低さに気づきます。↓

視覚効果かどうか分かりませんが、
その影響で参道が広く感じます。

参道を歩いて行くと二の鳥居があります。↓

二の鳥居も白く神聖な雰囲気です。

ここを入ると
左側に社務所があり、
右へ行くとお庭のような空間になっています。↓

ベンチがあるので
座ってほっこりタイム。
のんびりとした時間を
過ごすことができますよ。

さらに右へ行き、階段を上ると
社殿があるのですが、
階段の手前に
厳島社があります。↓

洞窟のようになっているのが
珍しくもあり、どこか神秘的です。
巨大な海食岸をくりぬいて創建されたそう。
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)をお祀りしています。↓

市杵島姫命は弁財天と同一視されている神様。
宗像三女神(むなかたさんじょしん)の
三女にあたる方でもあります。
ちなみに長女は田心姫神(たごりひめのかみ)、
次女は湍津姫神(たずきひめのかみ)です。

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安房神社の創始は今から2670年以上も前

階段を上ると拝殿です。↓

安房神社は本社である上の宮
摂社である下の宮から構成されていて、
こちらが上の宮になります。

創始は今から2670年以上も前だそう。
西暦よりももっと昔ですね。
この年は神武天皇が初代の天皇として即位した
皇紀元年(西暦紀元前660年)と伝えられています。

なぜこの地域が安房(あわ)と呼ばれるようになったのか、
の部分でも書きましたが、
阿波(今の徳島県)から豊かな土地を求めて
房総半島に人々が移り住んできました。
それが天富命(あめのとみのみこと)忌部氏(いんべうじ)たち。
彼らは海路黒潮に乗り、
房総半島南端に上陸し、
阿波でも育てていた麻や穀を植えて
開拓を進めていきました。

このとき
天富命は上陸地である布良浜の男神山と女神山という二つの山に、
自身の祖父神にあたる天太玉命(あめのふとだまのみこと)
祖母神である天比理刀咩命(あめのひりとめのみこと)を祀りました。
これが安房神社の起源となります。

安房神社のご祭神は天太玉命
日本のすべての産業創始の神といわれています。
相殿神には天比理刀咩命

拝殿の現在の建物は昭和52年に竣工。
鉄筋コンクリートの神明造りとなっています。

二神を祀った天富命
房総開拓の神として下の宮に祀られています。

それがこちらです。↓

717年(養老元年)
安房神社が現在の場所に遷座された際に、
摂社として創建されました。
天富命とほかに
天太玉命の兄弟神である
天忍日命(あめのおしひのみこと)も祀られています。

下の宮の近くには
御神木があります。↓

樹齢約500年の槙の木。
年間を通して青々としており、
活力といいますか、ご神氣を感じられる巨木です。

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まるで動いているかのような木々に精霊の存在を感じる

上の宮に話は戻ります。
御神木という位置づけではありませんが、
ここに不思議な大木がありました。↓

幹がスッとまっすぐに伸びつつ、
根っこが大胆に露出しており、
その境界線が分からない状態です。↓

足がたくさんついているみたいですね。
夜中に歩いていそうです。

大木の奥、吾谷山の山肌に
洞窟の入り口のようなものがありました。↓

洞窟内には
繁栄の神である安房大神(あわのおおかみ)
水の神である水波能売命(みずはのめのかみ水神)
神体山である吾谷山御神霊(あつちやまのおみたま)
の3柱の神様が祀られています。

このような大股を広げた木もありました。↓

ジャンプしているように見えたので
思わず撮影してしまいました。

そういえば、
安房神社は日本三大金運神社に挙げられますが、
金運をアピールしている雰囲気はまるでありませんでした。
お守りはありましたけども。
金運のウワサが立つことにより、
マナーの悪い参拝者が増えて困っているとの話を聞いてことがあります。
神社は神様がおられる神聖な場所。
心穏やかに誰にも迷惑をかけずに参拝したいものです。
そうすれば願い事が叶うかもしれませんね。

住所:千葉県館山市大神宮589
アクセス:JR館山駅東口からJRバス『神戸経由安房白浜行』へ乗車して約20分、
     『安房神社前』バス停で下車し、徒歩で約15分。
http://www.awajinjya.org/index.htm

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