桜井先生があなたに向かってエールを送る
お守りコレクションblog
第218回目は東京都台東区にある
上野東照宮のドラゴン桜合格御守です。
初穂料1200円(授与時)。
※2024年12月14日より2000体限定で頒布。

2003年~2007年にかけて
講談社の漫画雑誌『モーニング』で連載されていた
人気漫画『ドラゴン桜』のお守りです。
東大へ合格するためのノウハウや東大を目指す意義などを描いた作品で、
作中での主人公、桜井建二の言葉
「世の中のルールは頭のいいやつに都合のいいように作られており、
勉強をしないやつはそれに騙されつづける」
はあまりにも有名です。
2018年~2021年には『ドラゴン桜2』が連載され、
2021年4月~6月にかけては『日曜劇場 ドラゴン桜』が
TBS系で放送されました。
そんな人気コミックと上野東照宮がコラボお守りは、
桜井建二のイラストを通常よりも細かい縫製で表現し、
原画のリアルさを追求。
桜井先生が指をさす姿は、
手にした人に向けて「君なら合格できる」といわんばかり。
勇気、やる気、情熱をいただけそうですね!
ちなみに
あまり知られていませんが、
上野東照宮と東京大学は近い場所にあるんです。↓

距離2km弱、歩いて約25分。
こういう関係性もあり、
今回のコラボに唐突感を感じないのかもしれませんね。
桜が散りばめたれたデザインは「サクラサク」をイメージ
裏面です。

中央に上野東照宮と書かれ、
周りにはたくさんの桜が咲いている様子が描かれています。
合格することをサクラサクといいますので、
そのメッセージが込められているんですね。
受験生のみなさんには
ぜひともサクラサクの五文字を掴み取ってほしいと思います。
合格を祈願するお守りというと
誰かにプレゼントするために
いただくパターンが多いのではないでしょうか。
贈り物にしてもいいようにと
ドラゴン桜合格御守は桐の箱に入っています。↓

このような形でいただいたら
俄然、勉強にやる気が湧いてきますよね!

もちろん自分のために拝受される方もたくさんいるでしょう。
それであっても桐箱に入っていたら気合が入って
奮起することと思います。
桐箱に入った葵の紋でも分かるとおり
上野東照宮のご祭神は徳川家康。
その天下人と教育のカリスマとのコラボ。
いわば
昇龍とドラゴン桜の合体。
二大龍の夢の競演。
受験に関係なく、ただ単純に欲しくなりますよね!
初穂料の一部は「旧尾崎テオドラ邸」の修繕費として寄付
今回のドラゴン桜合格御守は
受験生を応援するためだけではありません。
ドラゴン桜の作者、三田紀房先生は
世田谷区豪徳寺にある明治時代の洋館「旧尾崎テオドラ邸」保存会の
理事を務めています。
旧尾崎テオドラ邸は取り壊しの危機に直面し、
山下和美先生、笹生那実先生をはじめとする
漫画家の人たちによって守られ、
2024年3月にギャラリー、喫茶室として生まれ変わり、
存続しています。
その活動に賛同する上野東照宮が
お守り1体につき300円を寄付し、
洋館の修繕費として活用されることになっています。
つまり
お守りをうけた方が間接的に寄付するともいえるわけです。
ちなみに
頒布開始の日となった12月14日はこの洋館ゆかりの
尾崎テオドラ英子(1870年~1932年/東京市長・尾崎行雄の妻)の誕生日でした。
こういう取り組みって素敵ですよね。
各神社、各お寺でこれからもコラボお守りは
続いていくはずであり、
今回のような裏メッセージがあると
喜んでお金を払いたくなります。
どんどん展開してほしいところです!
2000体限定なのがもったいないほど。
体数を増やしてくれないかなあ~。
お守りコレクションblogでは
他にも上野東照宮のお守りを紹介しています。
上野東照宮とはどのような神社なのかも書いています。
ぜひ以下の記事もチェックしてください。↓



上野東照宮とは以下のようなところです。

住所:東京都台東区上野公園 9-88
アクセス:JR上野駅の公園口から徒歩10分
東京メトロ銀座線、日比谷線上野駅から徒歩10分
京成上野駅から徒歩12分
https://www.uenotoshogu.com/index.html
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