【松尾大社の山吹花守】可憐な山吹花で幸せを咲かせる

京都
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山吹まつりの時季に拝受できる特別なお守り

お守りコレクションblog
第237回目は京都市西京区嵐山にある
松尾大社の山吹花守です。
初穂料800円(授与時)。

八重の山吹が一輪、緑の葉っぱが添えられています。
山吹の花言葉は「気品」「崇高」「金運」
花言葉に準じた素敵なデザインですね。
可憐な鈴の音に気品を感じます。↓

透明なケースに立体的に納まっているところにも注目を!

小判には表に松尾大社、裏に御守と刻まれています。↓

お財布につけると金運アップ
女性なら化粧ポーチにとけると気品が高まるかもしれませんね。

毎年4月上旬からゴールデンウィーク頃まで開催される
山吹まつりの頃に、拝受できる特別なお守りです。

境内を流れる一ノ井川沿いには、約3,000株もの山吹が群生しており
見る人を感動させます。↓

山吹色は金色と同じにとらえることができ、
花の季節に足を運べれば、金運アップにもなりそうですね。

裏面は紙の白い状態なだけなので今回は省略します。

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大きな鳥居を見上げると……何がぶら下ってる??

嵐山の喧騒を抜け、静寂な地域の中に松尾大社は鎮座します。
バスもありますし、阪急電車で駅名「松尾大社」で下車すれば
徒歩2分ほどで到着です。↓

立派な鳥居の頭上を見上げると、何かぶら下がっています。
何でしょう?↓

調べたところによると、
これは脇勧請(わきかんじょう)と呼ばれ
榊の枝束が吊るされているようです。

その昔、一年間の農作物の出来具合を占っていたそうです。
年末に新しいものに取り換えられ、
翌年の作物の出来を占うのだといいます。
12カ月を示しており、12の榊束で構成されています。
勧請(かんじょう)とは、
離れた場所にいる神や仏に対して、
こちらへ来てくれるように祈り願う意味があるそうです。

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腹が減っては参拝はできぬ!? 名物みたらし団子を堪能

鳥居をくぐると、右手に赤いのぼりが風に揺れています。↓

なんて書いてあるのだろう?
みたらし団子!

近づいてみると
お店のある方から香ばしい匂いが……。↓

お腹を空かしていたわたくしは
吸い込まれるように店内へ……。
みたらし団子(400円)を頂きました!↓

国産米粉100%、団子もタレも自家製です。

みたらし団子の美味しさもさることながら
店員さんが本当に感じの良い接客をしてくださり
すごく癒される時間を過ごせました。

店名は団ぷ鈴(だんぷりん)
だんぷりんは英語で「だんご」という意味です。
店内の窓からは作庭家、重森三玲氏による
「蓬莱の庭」を眺めることもできますよ。
HPはこちら!↓

団ぷ鈴|京都・松尾大社境内にある甘味処
団ぷ鈴は京都市の松尾大社にある甘味処です。大人気の京風みたらし団子は焼き立ての香ばしい香りともちもち食感の相性抜群。茶筅で立てた抹茶とのセットもおすすめです。お蕎麦などのお食事もご用意しておりますので参拝後の休憩にお立ち寄りください。
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手入れの行き届いた境内は清らかなエネルギーが満ちる

お腹も満たされ、さあ参拝です!
楼門をくぐります。↓

木々の緑に囲まれる中、
厳粛な雰囲気漂う拝殿が目の前に現れました。
一見、神楽殿かと思ったのですが、
境内マップを調べたら拝殿とありました。↓

右手に手水舎があります。↓

わたくしが訪れた季節は初夏でしたので
季節を先取り、美しい風鈴が飾られていました。
松尾山から流れてくる清涼な風に鳴る風鈴は
その場の空気を整えているかのようでした。

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秦の氏族が伝承してきた酒造の歴史が今も残る

左手を見ますと、
鮮やかな菰樽(こもだる)が整然と陳列されています。↓

松尾大社はお酒の神様としても有名で
全国の酒造に関連する方々が多く参拝されるそうです。
その由来とは。
5世紀の頃、
秦(はた)氏の大集団が、朝廷の招きによって来住しました。
秦一族は松尾山を総氏神として仰ぎつつ、
優れた酒造技術をもってこの地の開拓に勤しんだそうです。
その伝承が今も伝え残り、
松尾大社が日本第一酒造神と仰がれる所以となりました。

わたくしはお酒が一滴も飲めない体質なので
拝受には至らなかったのですが
服酒守(ふくしゅまもり)を授与所で見かけました。
お酒好きの方の健康(特に肝臓)を
守ってれるお力がありそうですね。

木の質感と曲線が組みなす伝統的な建築美

本殿です。
拝殿かと思ったのですが、本殿とありました。↓

桁行三間・梁間四間の特殊な両流造りで松尾造りと称され、
京都府暫定登録文化財に指定されています。

シックな色合いの木調に、金の装飾と曲線の白塗りが映えて、
唐破風の美しさが一層際立ちます。↓

御祭神は
大山咋神 (おおやまぐいのかみ)
市杵島姫命 (いちきしまひめのみこと)

大山咋神は松尾山一帯を支配する神様とされています。
市杵島姫命は、外来民族である秦氏が朝鮮半島と交易をする関係から
航海の安全を祈って勧請されたと伝えられています。

京都の縁結びスポットとして人気急上昇中!

こちらには雌雄株を同じくした相生の松の大株が祀られています。↓

約350年生き続けましたが、
昭和31、32年にそれぞれ天寿をまっとうしました。
こちらにお参りすると恋愛成就夫婦和合などのご利益があるそうです。

松の姿が写る白黒写真が飾られていました。↓

ご縁を結ぶ葵絵馬掛けはフォトスポットにもなっています。↓

こちらに参拝してから良縁を得た方も多いそうで
知る人ぞ知る京都の密かな縁結びスポットなのです!

本殿の右手側にある幸運の双鯉(そうり)。↓

こちらにも恋愛成就・夫婦和合のご利益がありますので
たっぷりスリスリしておきましょう!

松尾大社では神前結婚式を行っています。↓

結婚式index 神社挙式 神前結婚式 神社ブライダルフェア 神結び
神結び

良いご縁との結びがありますように!

ゆったりとした時間を堪能したいなら庭園拝観を

本殿の右手にこちらの案内があり。↓

拝観料500円で広い松風苑三庭へ入場することができます。
こちらの庭園は、重森三玲(しげもりみれい)氏が
長年にわたる庭園研究の奥義を結集し、
この地上に残す最高の芸術作品として造られました。
霊亀の滝の手前にある亀の井は、延命長寿・蘇りの水としても有名。
この霊水を酒の造り水に混和される酒造家さんもおられるそうです。

松尾大社は京都の市街地から離れていることもあり、
訪れている人も落ち着いた雰囲気の方ばかりだったような。
参拝されている一人一人が風に揺れる小さな音に耳を澄ませ
空間のすべてを愛でているかのようでした。↓

わたくしの大好きな京都が
まだここにはありました!

住 所:京都府京都市西京区嵐山宮町3
アクセス:阪急電車「松尾大社」駅下車し、徒歩3分
https://www.matsunoo.or.jp/

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