【太宰府天満宮の菓子守】お菓子を愛する人々の繁栄を願う

福岡
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食べたくなるほど甘~いデザインで心と運が満腹

お守りコレクションblog
第258回目は福岡県太宰府市にある
太宰府天満宮内中島神社菓子守です。
初穂料1500円(授与時)。

光沢のあるアイボリーベースに
右側縦列に上から
苺大福、カステラ、うめの練り切り、もみじの落雁。
左側縦列に上から
桜餅、どら焼き、梅ヶ枝餅、鯛焼き。
と、4つずつ並んでいます。

中央は縦の金字で
中島神社の神紋、その下に菓子守と記されています。

どれから食べようかな~♪ みたいな楽しさがありますね。

授与所で初めて目にしたとき
あまりの可愛らしさに許可を頂き
一枚写真を撮らせて頂きました。↓

菓子箱入りというのも凝っていますよね。↓

日本の伝統菓子から人気のスィーツまで
パステルカラーのイラストでデザインされています。
箱を開けると、↓

これまた凝っています!
まるでお歳暮やお中元かのように
丁寧に収められています。

菓子守はふわふわと厚みがあるのも特徴です。↓

これがまたお菓子の優しさを連想させて
「食べたいなあ」と思ってしまいます。

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和菓子だけじゃない、日本の美味しい洋菓子も

裏面です。

中央に菓祖 中島神社とあり
右側縦列は上から
マドレーヌ、プリン、ビスケット、メレンゲ。
左側縦列は上から
ショートケーキ、マーブルクッキー、チョコレート、ドーナッツ。

こっちは洋菓子じゃないですか♪

箱の中にはお菓子一覧が載っている
ミニパンフレットがありました。↓

みなさんはどれが好きですか?
いゃあ~日本ってスィーツ天国ですね。

このお守りの箱の裏面に
菓子守は、製菓業に励む方々のご活躍とご繁栄
そして素敵なお菓子の出会いを祈願した御守です。
と記載されています。

菓子守には太宰府天満宮内にある中島神社の御祭神、
田道間守命(たじまもりのみこと)のご神力が込められています。
パティシエや和菓子職人さん、
または目指している方
お菓子関連のお店を経営されてる方、
それだけでなく
純粋にお菓子が好きな方におススメのお守りです。

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緑の豊かな美しい空間にひっそりと佇む中島神社

広い敷地の太宰府天満宮
中島神社はどのあたりに鎮座しているのかといいますと
拝殿を正面にして
右手に回廊の外に出れる扉がありますので、↓

そこから出ますと
目の前には小高い緑豊かな空間が広がります。↓

その緑の丘を登ったところに
鎮座しています。

ご祭神は田道間守命です。↓

どうして田道間守命が菓子の祖となったのか?

古事記や日本書紀によりますと
田道間守命は垂仁天皇の命を受け、不老不死の霊菓とされる
非時香菓(ときじくのかぐのこうのさり)を探しに
常世の国(海の彼方の理想郷)へ渡りました。
10年もの歳月をかけ、ようやくその実を持ち帰りましたが
既に天皇は崩御されていました。
田道間守命はその悲しみのあまり、お墓の前で
泣き叫びながら亡くなったと伝えられています。

なんという忠誠心……。

その後、田道間守命は命がけで非時香菓を持ち帰った功績から
菓子の神様として製菓業者や菓子職人から深く信仰されるようになりました。

では田道間守命が10年もかけて見つけ、持ち帰った非時香菓とは
いったいどんなものだったのでしょう?

なんと橘(タチバナ)、つまり柑橘類のことを指しているそうです。
え? お菓子っていうか、す、酸っぱいですよね??

いやいや、昔は果物や木の実のことを菓子(くわし)と呼んでいたのです。
当時は砂糖などの甘味料がなかったため
瑞々しく甘い果実が最高級の“お菓子”だったそうです。

写真では小さいですが、
右手には橘の木が植えられ、黄色い実をつけています。

なぜこの地に田道間守命が祀られることになったのでしょう?
1952年、九州の製菓業者全体(業界団体)の熱心な願いによって
兵庫県豊岡市にある中嶋神社の本宮から分霊され
ここ太宰府天満宮の境内に創建されました。
梅ヶ枝餅、筑紫もち、シースクリーム、いきなり団子など
九州のお菓子が多彩で美味しい理由が、
こんなところにも垣間見れた気がします。

中島神社の近くには相輪橙(そうりんとう)や↓

摂社や末社も祀られています。↓

太宰府天満宮の敷地の中でも
ダントツ浄化のパワーがあると感じたのがこちらの木々です。↓

菓子守を求めた際には
中島神社へもぜひ手を合わせて頂き
周辺の緑の空間でリフレッシュしてくださいね。

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菅原道真公へ差し入れた浄妙尼の真心こそが梅ヶ枝餅

太宰府天満宮へ訪れたのなら
甘いものが苦手ではない限り
梅ヶ枝餅(うめがえもち)はぜひとも食して頂きたい名物菓子です。

梅ヶ枝餅のルーツは、平安時代に左遷され不遇の生活を送っていた
菅原道真公のエピソードにあります。

道真公が食事にも困るような厳しい暮らしをしていた際
浄妙尼(じょうみょうにという老女が道真公を不憫に思い
粟餅を梅の枝に添えて差し入れたのが始まりとされています。

道真公が亡くなった際、
彼女が餅に梅の枝を添えて棺に供えたという説もあり
そこから梅ヶ枝餅という名が定着しました。

このお餅は、単なる和菓子以上の意味を持っています。

道真公の困難な時期を支えた食べ物であることから、
病魔を払い、元気がもらえる・厄除けになると信じられています。

かく言うわたくしも
お昼に敷地内にあるお石茶屋にて
松月弁当 1500円(撮影時)を注文し、↓

食後にデザートとしてついてくる
梅ヶ枝餅と野立て珈琲を頂きました。↓

ただただ、うめ~~ 梅ヶ枝餅だけに……
梅ヶ枝餅は中心に梅の花の刻印があるのが特徴です。
甘いつぶ餡を薄い餅生地で包み、鉄板で焼き上げています。
外はパリッ、中はモチッとした食感は、焼きたてならではの美味しさです。
梅の風味が入っているわけではないので
万人に愛される味わいです。

お石茶屋さんの松月弁当も
ひとつひとつ丁寧に作られていて
舌が喜ぶお味でした。

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あんこ好きなら夢中になってしまう 梅ヶ枝餅は美味すぎる!

天満宮参道ではガラス越しに
梅ヶ枝餅を焼いている様子を見ることができます。↓

参拝日は偶然にも17日で
この日限定の古代米入り梅ヶ枝餅が販売されていました。
ほんの~り薄紫ピンク色の生地が特徴です。
2005年10月17日に九州国立博物館が
太宰府の地に開館したことがきっかけで
毎月17日に古代米の梅ヶ枝餅が販売されるようになりました。

なぜ古代米なのかというと九州国立博物館は
「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える」というテーマがあり
日本の食の原点に近い古代米(黒米・紫米)を使用することで
歴史のロマンを感じてもらう、という意図があるそう。

余談ですが毎月25日は道真公を偲んで
よもぎの梅ヶ枝餅を食すことができます。
よもぎ味の梅ヶ枝餅もいつか食べてみたいです。

わたくしは先程お石茶屋さんで1つ食べたのですが
まだ胃袋に余裕がありましたので
かさの家さんでも梅ヶ枝餅を頂くことに。↓

行列が絶えない人気のお店なのだそうです。
確かに餅の皮が薄くて嚙んだ時のパリっとした食感がイイ!
店内には座って食べるスペースもありました。
歩き疲れた方にはありがたいですね。↓

真向いにもかさの家さんがあります。↓

姉妹店ですね。

他にも太宰府駅から続く天満宮参道は
梅ヶ枝餅のお店がたくさん並んでいます。

ほんの一部ですが梅ヶ枝餅のお店を紹介します。

酒殿屋(さかどや)さん↓

お食事処も併設され、
店舗奥には滝の庭園があるそうです。

やす武さん↓

スタイリッシュな店構えで高級感を感じました。
北海道十勝産小豆を使用しています。

天満屋さん↓

まる天の紋章が有名で
お土産用としても喜ばれます。

かくだ商店さん↓

ニノ鳥居のすぐ近く十字路の角にあります。
昔ながらの手焼きが特徴です。

松尾商店さん↓

かくた商店さんの道向かいにあり
お土産屋さんも兼ねた店舗です。
自家製餡がこだわりです。

松屋さん↓

江戸時代は薩摩藩の定宿だったそうで、
幕末に西郷隆盛や大久保利通などが
宿泊したことがある歴史のあるお店です。

萬屋さん↓

甘さ控えめの味わい。
駅からも近いのでお持ち帰り用にもおすすめです。

ここではすべて紹介することはできませんが、
参道沿いには約30店舗の梅ヶ枝餅店があり、
どこのお店で食べてもきっと美味しいはずです!
お値段はどのお店も1個150円前後でした(参拝時)。

菓子守を手にした後に食べた梅ヶ枝餅。
製造に携わる職人が技術を極めたその味は
格別なものがありました。
食福とは、こんな瞬間のことなのかもしれません。
梅ヶ枝餅、みなさんもぜひ食べてみてくださいね。

お守りコレクションblogなのに
最後は梅ヶ枝餅の話題で持ち(餅)切りなっちゃいましたね。
こんな回もまた良しということで。

住所:福岡県太宰府市宰府4-7-1
アクセス:西鉄太宰府線「太宰府駅」より徒歩約6分

お守りコレクションblogでは太宰府天満宮の心守も紹介しています。
記事はこちら。↓

【太宰府天満宮の心守】大切な方々の心の平穏を願う
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太宰府天満宮HP内にある中島神社のページはこちら。↓

菓祖 中島神社のご案内|太宰府天満宮
お菓子の神様である田道間守命をお祀りしています。お菓子の神様として製菓業を営む皆様からご崇敬を集め、毎年春と秋に祭典を執り行います。

太宰府天満宮のHPはこちら。↓

太宰府天満宮|全国天満宮総本宮
福岡県太宰府市の神社、太宰府天満宮。学問・文化芸術・厄除けの神様である菅原道真公が永遠にお鎮まりになられる全国天満宮の総本宮です。

福岡
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