桜色と藤色の可憐な彩りに秘めた神楽の御神力
お守りコレクションblog
第265回目は宮崎県西臼杵郡高千穂町にある
高千穂神社の神楽守です。
初穂料500円(授与時)。

まるで散りゆく桜、それにバトンを渡すように
咲き始める藤の花を連想させるような
美しい色合いに目が奪われました。↓

もう一つ黒ベースの神楽守もあり
こちらも渋いなぁ~と思ったのですが
桜色×藤色の組み合わせの美しさに
猛烈に惹かれ、ほぼ即決でした!
左上のお顔は
天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)。↓

右下は
天鈿女命(あめのうずめのみこと)。↓

どちらの神様も高千穂神楽の主役です。
高千穂神社の神紋である菊紋が
まるで花のデザインのように
神様のお顔を引き立てています。
中心に金色で神紋と「御守」の字。
金の縁取りでキリっと引き締め、
お守りの力も高めてくれているようです。
お守りの台紙には
開運笑福
身体健勝
福が舞い込み 運が開けて
心身共に健康に過ごせますよう
ご祈願致しております
と記されています。
ほっこりするメッセージですね。
願いや意味が込められた彫り物がギッシリ!
裏面です。

彫り物(えりもの)にぐるりと囲まれ
中心に金字で高千穂神社と記されています。
彫り物とは高千穂神楽にて
神庭(こうにわ)と呼ばれる
神楽の舞台を飾るための切り絵で、
とても神聖な紙飾りです。
四方に張り巡らすことで
神の領域を司る結界としての役割も担っています。↓

彫り物のデザインには
陰陽五行思想に基づいた五つの要素
木・火・土・金・水のほかに
十二支・縁起の良い絵柄などがあります。
それぞれ五穀豊穣、子孫繁栄、安産祈願などの
ありがたい願いが込められているのです。
このお守りも四方を囲むように
彫り物の刺繍が配置しているので
神様のご加護がむやみに放出せぬように
なっているのかもしれません。↓

台紙の裏面にも彫り物についての説明が記されています。↓

お守りは授与所にて取り扱っています。↓

お守りのほか、御朱印やご祈祷も対応頂けます。
高千穂神社の詳細については弊ブログでも解説しています。↓

合わせてお読みいただくと
より詳しく高千穂神社を知ることができますよ!
授与所以外にも境内には
祈願絵馬500円
必勝絵馬500円
絵馬合わせ 夫婦杉 500円
などの絵馬や↓

おみくじなどもありました。↓

本殿を左右でさりげなく守る由緒ある社殿
高千穂神社は
高千穂郷八十八社の総社(そうじゃ)
として君臨しています。↓

拝殿の左側には荒立神社・四皇子社が合祀されたお社が鎮座します。↓

荒立神社のご祭神は
猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)
天鈿女命(あめのうずめのみこと)
四皇子社には
五瀬命(いつせのみこと)
稲氷命(いなひのみこと)
三毛入野命(みけぬのみこと)
狭野命(さののみこと) ※神武天皇の幼名
の四柱(四兄弟)の神々が祀られています。
そして拝殿の右側に
高千穂神楽が奉納される神楽殿が位置しています。↓

こちらでは毎晩20時からの約1時間
手力雄(たぢからお)の舞
鈿女(うずめ)の舞
戸取(ととり)の舞
御神体(ごしんたい)の舞
という代表的な作品の中から
どれか一舞を公開しています。
※大晦日、元旦、悪天候のときは休演
※神話の高千穂神楽まつり(夜神楽)が開催される11月22日、23日も休演
ネット予約(200名)と当日受付(50名)がありますが
定員250名で締め切られますので
観たい方はこちらから事前予約がオススメです。
拝観料は1000円です(取材時)。↓

拝殿での参拝だけでなく
舞のルーツを司る荒立神社と
この地の歴史を物語る四皇子社へも合わせて参拝し
夜の高千穂神楽を観ることができれば
神話に基づいた神々と心を通わせ、
歴史あるこの地で神の舞を観るという
ここでしか体験することができない
素晴らしい時間を堪能することができますね。
神話の里として誇り高き高千穂。
日本のルーツを探求したい方は
ぜひ現地へ足を運んでみてください。
歴史ある場所を自身の目で見たとき
現実が少し変わってくるかもしれません。
なにせ
高千穂は神々が降臨された地ですから!

住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井1037
アクセス:高千穂バスセンターから徒歩15分
※公式HPはありません。



コメント