【中尊寺本堂の釈迦如来抜苦与楽守】お釈迦様のご加護を受けて諸願成就

岩手
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梵字と蓮の花でお釈迦様をアイコン化

お守りコレクションblog
第272回目は岩手県西磐井郡平泉町にある
中尊寺本堂釈迦如来抜苦与楽守です。
お守り代1500円(授与時)。

ストラップ型(根付け型)のお守りです。
赤色の台紙につけられて授与され、
縦約2.7cm、横1.8cmの金色に輝くヘッド部分には
ご本尊である釈迦如来の梵字バクが書かれています。↓

梵字の下には蓮の花。
仏教において蓮は重要な意味を持ちます。

蓮は泥水の中で育ちますが、
その泥に染まることなく、
水面に美しい花を咲かせます。

このことから
泥は、煩悩や苦しみの多い現実世界
花は、修行によって悟りを開いた清らかな境地
を表すと考えられています。
ということは、このヘッドは
お釈迦様そのもののを描いていなくても、
お釈迦様そのものを表現しているのです。
現代風にいうなら
アイコン化されているのです。

ちなみに梵字ですが、
釈迦如来以外にもいろいろありますので、
チェックしてください。↓

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抜苦与楽とは苦しみから救い福楽を与えてくださること

裏面です。

台紙にはお守りの名前にもなっている
抜苦与楽(ばっくよらく)の説明が、
普皆平等と絡めて書かれています。

人々の生活の中の苦しみを取り除き
皆に平等に安楽を与えたい


また、授与所にあったお守りを紹介する文言には
仏さまが生命のあるすべてのものを苦しみから救い、
福楽を与えてくださること

とありました。

釈迦如来のご加護を受けながら、
釈迦如来抜苦与楽守のご利益でもある
諸願成就
厄除け
開運

を頂戴できるお守りということですね!

小判のようにも見える
ヘッドの裏側にも文字が書かれています。↓

右に、抜苦与楽
中央に、釈迦如来御守護
左に、普皆平等
下に、中尊寺

小ぶりなタイプですが、重厚感があり
ご本尊のお釈迦様を大切に想う畏敬を感じます。

中尊寺の本堂は以下のようなところです。

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安置された釈迦如来像尊はお釈迦様の等身大の大きさ

中尊寺 金色堂守 心願成就を紹介した268回目の記事の中で
中尊寺の大まかなことは紹介していますので
ぜひ確認してください。↓

【中尊寺 金色堂守 心願成就】文字から放たれる黄金オーラで願い事を実現
発色が美しい「心願成就」と「金色堂守」の黄金の文字お守りコレクションblog第268回目は岩手県西磐井郡平泉町にある中尊寺金色堂の中尊寺 金色堂守 心願成就です。お守り代1500円(授与時)。見るからに金色堂を彷彿させる煌びやかなお守りです...

今回は本堂を中心に紹介したいと思います。

本堂は広い境内のここにあります。↓

中尊寺のHPより引用し、こちらで赤の丸と青のラインを引きました。

本堂は境内のほぼ中央に位置し、
当たり前ですが、他のお堂よりもうんと広いです。↓

ちなみに、耐震改修事例を紹介した建築資料によると
本堂の延床面積は537㎡だそうです。

中尊寺は正式名称を「関山 中尊寺」といい、
本寺である中尊寺と山内17ヶ院の支院で構成される山寺院。

創建は850年(嘉祥3年)で、
開祖は比叡山延暦寺の高僧、慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)です。
12世紀のはじめに
奥州藤原氏初代清衡公によって大規模な堂塔の造営が行われ、
その歴史が現代にもずっと受け継がれています。

奥州藤原氏による中尊寺建立は、
11世紀後半に東北地方で続いた戦乱(前九年の役・後三年の役)で
亡くなった多くの霊を敵味方の別なく慰め、
東北地方に仏国土(仏の教えによる平和な理想社会)を建設する、
というものでした。
それは戦乱で父や妻子を失い、
骨肉の争いを余儀なくされた
清衡公の非戦の決意でもあったと伝えられています。

本堂は1909年(明治42年)に再建されており、
一般の人でも入ることができます。
もちろん無料で。
ご本尊の阿弥陀如来像を見ることができますし、
撮影もOKなんです。↓

現在の釈迦如来像は、2013年(平成25年)に造顕・開眼供養されました。
丈六(じょうろく)といわれる像です。
丈六とは、お釈迦様の等身大と考えられた大きさで造られた釈迦如来像という意味。
古代インドではお釈迦様の身長は一丈六尺(約4.8メートル)あった
といわれており、丈六は等身仏(とうしんぶつ)として特別なものとされています。
お釈迦様って大きい方なんですね! 知りませんでした!

立像なら約4.8~5メートル程度で丈六。
坐像ならその半分ほどの約2.4~3メートル前後でも丈六と呼ばれます。
なぜなら、立った場合の等身大に相当すると考えられるからです。
こちらの釈迦如来像は坐像で像高約2.7m。ばっちり丈六の範囲内です。
台座・光背を含めますと、総高は5mになるということです。

印相(手印)は転法輪印
説法する釈迦如来の姿を表す印相で、
お釈迦様が初めて人々に仏法を説いたこと(初転法輪)を意味する形だそうです。

本堂には釈迦如来像のある内陣以外にもお部屋があり、
そこにも入ることができ、写真も撮影できます。↓

中尊寺の年表、国の宝から世界の宝へ、芭蕉翁来訪、
江戸時代の中尊寺、金色堂建立900年、建武の大火など、
テーマ別にパネルがズラリと並んでいます。
読みごたえはあれど、さすがに内容を覚えることはできなかったです。

神社仏閣に行くたびに毎回思うのですが、
ちゃんと記録が残っているというのはすごいことです。
こうしてわたくしが知識を学べるのも
先人たちのおかげです。

そういえば、
268回目の【中尊寺 金色堂守 心願成就】の回でも書きましたが、
この日は小雨になったかと思えば大雨が降ったりと
とても不安定な天候でした。
それなのに、
本堂にいるときだけは雨がピタッとやんでくれました。
わたくしが「雨よやんでくれ」と祈ったからなのか、
行列を成してワイワイ賑やかに歩いてきた修学旅行生の中に
とびきり晴れ男子・晴れ女子がいたのかは不明ですが、
ラッキーだなと思いました。
本堂はお寺の中心ですから、そのときくらいは雨がやんでほしいと
思うのは、ごくごく自然な心の在り様だと思います。
それが叶ったのは、どこかでお釈迦様が見ていてくれたからなのでしょうか。
ありがたい限りです。

住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
アクセス:JR平泉駅より徒歩約37分、タクシーで約5分

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