【竹駒神社の金運守】小判型のお守りで金運招来・開運招福

宮城
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日本三稲荷の金運のご神威はずっしりと重い!

お守りコレクションblog
第219回目は宮城県岩沼市にある
竹駒神社金運守です。
初穂料1000円(授与時)。

白い額の中に小判モチーフのお守りが入っています。
取り外すことはできません。
持った瞬間、ずっしりと重みが感じられ、
金運が舞い込んできそうな気持になります。

財布に入れて持ち歩くのでもいいですし、
机の引き出しに入れて、開けるたびにニヤニヤ眺めるでもいいですし、
部屋の見える位置に置いて、願掛けするでもいいですし、
ハウトゥーはいろいろありそうです。
ちなみにわたくしは
タンスの上にあるお守りケースに立てかけて
部屋中に金運パワーが行き渡るようにしています。

小判には
日本三稲荷金運招来、開運招福の文字、
社名の竹駒神社
加えて
社紋の稲荷紋もあります

竹駒神社には「稲荷」とは入っていませんが、
お稲荷さんです。
しかも
日本三稲荷といわれるくらいですから、
古くから由緒ある神社として広く厚く信仰されています。

日本三稲荷、日本三大稲荷、日本三大稲荷神社、日本四大稲荷、日本五大稲荷……。
日本にはさまざまに冠化された稲荷神社があり、
頭がこんがらがります。

どのようなお稲荷さんがそう呼ばれているのか
自分なりに調べてみました。

日本三稲荷の場合、
総本宮である伏見稲荷大社(京都)竹駒神社
もう一社は竹駒神社と同じく日本三稲荷と称している
瓢箪山稲荷神社(東大阪)となる模様。

日本三大稲荷の場合、
伏見稲荷大社、豊川稲荷(愛知県豊川市)笠間稲荷神社(茨城県笠間市)
笠間稲荷神社ではなく、祐徳稲荷神社(佐賀県鹿島市)との声も。

日本三大稲荷神社の場合、
伏見稲荷大社、笠間稲荷神社祐徳稲荷神社(佐賀県鹿島市)
豊川稲荷はお寺なので含まれない

日本四大稲荷の場合、
伏見稲荷大社、豊川稲荷笠間稲荷神社祐徳稲荷神社

日本五大稲荷の場合、
伏見稲荷大社、豊川稲荷笠間稲荷神社最上稲荷祐徳稲荷神社

このような感じでした。
お稲荷さんはたくさんありますから、
違うという意見は当然あるかと思います。

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稲荷と意成(いなり)をかけて金運の意思は達成できると願う

裏面です。

金運意成小判と入っています。

稲荷(いなり)と意成(いなり)が
かかっているのだろうと推測がつきます。

ちなみに
意成という言葉があるのか調べて見ましたら、
有志竟成(ゆうしきょうせい)という中国のことわざがヒットしました。
でもここで注意。
お守りの意成のと、ことわざの竟成のは似ているけど違います。
有志竟成(ゆうしきょうせい)とは
「志ある者は事竟(ことつい)に成る」と読み、
「強い志や思いを持って頑張れば、目的は必ず達成できる」という意味になります。

金運守の意成意思が成ると解釈でき、
「強い意思で金運を願えば、金運は必ず達成する」と捉えるなら
必ずしも遠からずですね。

竹駒神社とは以下のようなところです。

日本三稲荷 竹駒神社
竹駒神社は古来より日本三稲荷のひとつに数えられており、極めて霊験あらたかな神社と崇められ、宮城県岩沼市稲荷町に鎮座致します。産業開発・五穀豊穣・商売繁昌・海上安全、交通安全・厄除開運・安産守護・縁結びの神様としても篤く崇敬されております
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随神門の色褪せた風合いに歴史の重みを感じる

JR東北本線、JR常磐線の「岩沼駅」で下車し、
東口より徒歩で約15分のところに鎮座する竹駒神社。
正面入り口となる一の鳥居がこちらです。↓

日本三稲荷と称されるには入り口が小さめ?
と思うかもしれません。
確かにそうですが、境内は広いですよ。

一の鳥居をくぐれば、
すぐに二の鳥があります。↓

山型の石扁額には「奉納 竹駒神社」とあります。
二の鳥居をくぐった先の参道は
左に直角に曲がっています。

曲がると三の鳥居があります。↓

三の鳥居の先の左側には
道の駅をイメージしたたけこま市場という
飲食可能なお土産屋さんがあります。
今回は入りませんでした。。

三の鳥居を直進すると両脇に狛狐がいます。
左側にある狛狐
足元で子どもがじゃれているようにも見えます。↓

右側の狛狐稲荷玉の上に足を置いています。
耳がピンと立っていてクールですね。↓

狛狐のすぐそばにはメラメラ燃える稲荷玉があります。↓

稲荷玉稲荷宝珠とも称され、
心や魂を表現しているといわれていたり、
思うがままに願いを叶える珠ともされていたり、
燃え上がる稲荷大神の御霊であるといわれたり、
諸説あるようです。

参道をずっと歩いて行きますと
随神門(楼門)があります。↓

1812年(文化9年)竣功。
総けやきの重厚な建築です。
柱や枓栱(ときょう)の褪せた風合いが歴史を感じさせます。
1990年(平成2年)5月11日に
岩沼市指定文化財となりました。

上部の扁額には「敕宣 正一位竹駒神社」の文字。↓

仙台藩7代目藩主の伊達重村による揮毫です。
正一位(しょういちい)とは
神社における神階(しんかい)の最高位を意味するものです。

下部の扁額には丹心報國と書かれています。↓

明治期の三筆の一人である中村梧竹(彦四郎)によるものです。
丹心とは、まごころや誠意の意。
報國は、国家の恩に報いること。
従って丹心報國は、
誠意を込めて国から受けた恩に報いること、
となるかと思います。
戦前の言葉ですね。

神域の守り神である随神様として
両脇に二神のお狐様がおられます。
こちらは宝珠をくわえています。↓

この宝珠は稲の霊魂といわれています。

こちらのお狐様は巻物をくわえています。↓

この巻物は
どんな願いも叶うという稲荷の秘法とも、
神仏習合時代に用いられていた経文(荼枳尼天秘法/荼吉尼教典)とも
いわれています。

随神門を入ると
右側に躍動する狐の像が。
飛躍の霊狐像です。↓

森に駆け込む、飛躍する霊狐を表現しています。
口には稲荷大神を司る稲穂と、
堅く閉じ塞がれているものを導き開くをくわえています。
これには
五穀豊穣と開運招福をもたらすという意味が込めらています。
全長2.27mです。
1956年(昭和31年)に奉献されました。

飛躍の霊狐像のそばに
とてもユニークな燈籠がありましたので
紹介します。↓

燈籠の中にお狐さんがいて、
4人の力士(?)、力神(?)がそれを支えているというもの。
どのようなメッセージが込められているのでしょうか。

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小野篁(おののたかむら)により842年に創建

向唐門(唐門)に到着です。↓

1842年(天保13年)に竣工。
随神門と同じく、総けやきの建物です。
2019年(平成31年)2月15日に宮城県指定文化財となりました。

扁額に書かれた翔鳳の文字は、
明治期に太政大臣を務めた三條寛美の揮毫によるものです。↓

懸魚(げぎょ)には鳳凰が彫られていて、
それにかかるような形で翔鳳の二文字があるようです。
非常に迫力のある彫刻です!

竹駒稲荷と書かれた大型提灯が存在感を放っています。↓

落ち着いたアースカラーに発色いい赤色が目立ちます。

向唐門の扉には稲荷玉。↓

燃え盛る稲荷大神の熱き御霊を感じます。

中へ入ると拝殿が待っています。↓

平成5年9月に竣工。
総ひのき、銅板葺き。
千鳥入母屋唐破風の権現造りです。

842年(承和9年)、
「小倉百人一首」にも名前を連ねる参議小野篁(おののたかむら)
多賀城の陸奥国府に陸奥守として赴任した際、
奥州鎮護の神として京都の伏見稲荷の御神霊を
祀ったのが創建となります。

小野篁(おののたかむら)といえば
「子子子子子子子子子子子子」が有名です。
「子」が12個。
これを何と読む?
そう問うたのが嵯峨天皇です。
小野篁はたちどころに解きました。
「ねこのここねこ ししのここじし」

竹駒神社のご祭神は
倉稲魂神(うかのみたまのかみ) 稲作・農耕・商工業の神
保食神(うけもちのかみ) 五穀豊穣・食物の神
稚産霊神(わくむすびのかみ) 養蚕・生成発展・縁結びの神

衣・食・住や生成発展などを司る神様として
農業や商業を始め、あらゆる諸産業に
広大無辺なる御神徳を与えるとされています。

江戸時代には
仙台藩伊達家歴代藩主の手厚い庇護のもとで信仰の基盤がつくられ、
往古よりご利益と福徳を授ける福神さまとして
今なお多くの尊崇を集めているということです。

拝殿の蟇股(かえるまた/蛙股)稲荷玉が。↓

扁額には正一位竹駒大明神の文字。↓

提灯には稲荷紋。↓

鬼飾りのところに稲荷紋。↓

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奥宮まで上がってこそ竹駒神社の参拝は成立する

拝殿の左を行くと境内社6社が
ズラリと並んでいます。↓

左から
北野神社、秋葉神社、出雲神社、
総社宮、八幡神社、愛宕神社
です。

きつね絵馬の掛け所もありました。↓

かわいいですね!

拝殿の側面に大量の幟が。↓

お稲荷さんはどこへ行っても
たくさんの幟が立っています。
その中でも
竹駒神社は断然多いように思います。
さすが日本三稲荷!

拝殿の側面に沿って歩いて行くと
地下通路が。↓

地下に入りますと
元宮跡地と書かれた神棚がありました。↓

竹駒神社のかつての社殿は1990年(平成2年)に
放火によって焼失してしまいました。
現在の社殿は1994年(平成6年)に再建されたもので、
この場所に元宮があった事実を示すものとして
後世に永く伝えるために
神棚が飾られているということです。

地下トンネルを抜けると
命婦社があります。↓

命婦とは稲荷大神の神使。
願い事を命婦から稲荷大神に
取り次いでいただくという信仰のもとに
命婦(霊孤)が祀られています。

命婦社には三つの宝珠(石祠)があり、↓

竹駒神社の三柱のご祭神、
倉稲魂神(うかのみたまのかみ)
保食神(うけもちのかみ)
稚産霊神(わくむすびのかみ)
を表わしているそうです。

命婦社の右側にある階段を上っていくと
奥宮があります。↓

稲荷信仰では
古くから稲荷山の三ケ峰を霊峰として崇めてきました。
それに倣って京都伏見より勧請された際に
この地を賓窟山(そうくつざん)と称し、奥宮を建立。
鎮座1180年を記念して、
2022年に朱の千本鳥居が立てられました。

日本三稲荷の竹駒神社
優しい雰囲気が漂い、個人的に居心地のいい神社でした。
地域性なども関係しているのでしょうかね。

五穀豊穣商売繁盛を要とするお稲荷さんの金運守
お金が自分のもとへどんどん引き寄せられるようになり、
同時に
みなさんの金運が上がることもお祈りします。

住所:宮城県岩沼市稲荷町1-1
アクセス:JR東北本線、JR常磐線「岩沼駅」東口より徒歩約15分
https://takekomajinja.jp/

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