【江島神社の龍神守】江の島の龍神様に護られて強運をいただく

神奈川
スポンサーリンク

目をキラキラさせながら夜の空を飛び回る龍神様

第66回目は神奈川県藤沢市にある
江島神社の「龍神守」です。
初穂料800円(授与時)。

第22回で江島神社奉安堂の
「弁財天守」のお守りを紹介しています。


22回目の続きというわけではありませんが、
今回は江島神社自体のお守りの中から
「龍神守」を取り上げたいと思います。

描かれている龍神様は
リアルな龍ではなく、
どちらかというとかわいい系。
だからこそ
老若男女問わず
手に取りやすいお守りとも
いえるのではないでしょうか。

とはいえ
青色の雲のおどろおどろしさが
なんともいえない
怖さを駆り立てている気もします。

手にしている水晶と目がゴールドです。↓

反射によって目が光るので
最初に見たときは
驚きました。。
同時に
生命力みたいなものも感じましたので
こうして授与されたわけです。

地色が黒なので夜に空を飛ぶ龍神様ですね。
目をキラキラ輝かせ、
手にはドラゴンボール(?)を持って。
ちなみに
この玉は如意宝珠(にょいほうじゅ)といって
「意のままに様々な願いをかなえる宝の珠」なのだそう。
やっぱりドラゴンボールなんですね。
7つ集める必要はありませんが。。

スポンサーリンク

社紋である「向い波の中の三つの鱗」が独創的

裏面です。

前面からの流れで
龍神様の姿が描かれています。

中央には「江島神社」の文字。
江の島でも江ノ島でもなく
江島です。
神社名の上には社紋が入っています。

社紋は北条家の家紋
「三枚の鱗」にちなんで
考案されたもので
「向い波の中の三つの鱗」を
表現しています。
こういうオリジナル性の高い
社紋は見ていておもしろいですね。

龍神は「運気の流れを作る」といわれ、
自らから動き出した人を見つけ出し、
後押ししてくれるといわれています。
それはつまり
「強運」をいただけるということ。
だからこそ
成功者は龍神を信じているともいわれるわけです。

龍神を祀る神社を信仰していた成功者といえば、
パナソニック創業者の松下幸之助氏、
出光興産創業者の出光佐三氏、
戦後の長期政権を築いた佐藤栄作氏
などが挙げられます。

「龍神守」とはすなわち
強運お守りであると
いっていいのではないかと思います。

江島神社のお守り紹介はこちら

江島神社とは以下のようなところです。

【公式】日本三大弁財天・江島神社
日本三大弁財天を奉る江島神社は、田寸津比賣命を祀る「辺津宮」、 市寸島比賣命を祀る「中津宮」、多紀理比賣命を祀る「 奥津宮」の 三社からなる御社です。
スポンサーリンク

辺津宮、中津宮、奥津宮の女神お宮+龍宮が見どころ!

江島神社はその名のとおり、
江の島にある神社です。

曇り空ですみません。↓

江の島の湧出について、
『江島縁起』では、
552年(欽明天皇13年)4月12日の夜から
23日の朝まで大地が震動し、
天女が十五童子を従えて現れ、
江の島を造ったといわれています。

さらに
社伝によると
これによって欽明天皇の勅命で
島の洞窟(御窟(おんいわや)/現在の岩屋)に
神様を祀ったのが、
江島神社のはじまりであると伝えています。

そんな江島神社のスタートがここ。
青銅の鳥居です。↓

青銅の鳥居は1747年(延享4年)に創建。
1821年(文政4年)に再建されています。
実はこの鳥居、
三の鳥居だそう。
一の鳥居は遊行寺前に、二の鳥居は洲鼻通りにありましたが、
現存するのはこの三の鳥居のみ。

正面の扁額には
何と書いてあるのでしょうか。↓

「江島大明神」と書かれています。

青銅の鳥居をくぐると
お土産屋さんや飲食店が立ち並んでいます。
お店がなくなると
朱の鳥居が登場です。↓

朱の鳥居の向こうには
瑞心門(ずいしんもん)があります。↓

竜宮城を模した神門です。

階段を上り、
瑞心門を通過すると
弁財天童子石像があります。↓

像は江島神社ご鎮座1450年を記念して奉献されたものです。
※わたくしが訪れたときはご鎮座1470年でした。

ずっと階段を上っていきますと、
辺津宮(へつみや)へと到着します。↓

田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)が祀られています。

1206年(建永元年)に
鎌倉幕府三代将軍の
源実朝が創建。
1675年(延宝3年)に再建されたあと、
1976年(昭和51年)の大改修により、
権現造りの現在の社殿が新築されました。
高低差のある江の島(神域内)では、
一番下に位置していることから
「下之宮」とも呼ばれています。

左に見えるのが授与所です。
ここでお守りをいただきました。

辺津宮から左へ曲がると
奉安殿があります。↓

この中に
日本三大弁財天として有名な八臂弁財天
(はっぴべんざいてん/国指定重要文化財)
裸弁財天
妙音弁財天(市指定重要文化財)
が祀られています。

さらに上に向かって歩いて行くと、
中津宮(なかつみや)があります。↓

市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)が祀られています。

853年に慈覚大師(円仁/第3代天台座主)が創建。
1689年(元禄2年)に、
江戸幕府5代将軍の徳川綱吉により、
本殿・幣殿・拝殿からなる
権現造りの社殿が再建されました。
現在の社殿は、
1996年(平成8年)の全面的な改修によるもので、
元禄2年当時の
鮮明な朱色をした社殿を再現しています。

中津宮から今度は奥津宮へ。↓

多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)が祀られています。

相模湾を臨む岩屋(龍神伝説発祥の地)に
一番近い奥津宮は、
昔は、本宮または御旅所(おたびしょ)と
称されていました。

社殿は壮麗を極めていましたが、
1841年(天保12年)に焼失。
翌年に再建されたのが、
現在の入母屋造りの社殿です。
1979年(昭和54年)に
屋根が修復され、
2011年(平成23年)に107年ぶりに
本殿が改修されました。

多紀理比賣命(たぎりひめのみこと/奥津宮)
市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと/中津宮)
田寸津比賣命(たぎつひめのみこと/辺津宮)
の三女神は江島神社の御祭神であり、
総称して江島大神と称されています。

江島神社へ行ったら、
ぜひ3つの宮を巡ってみてください。

奥津宮の左隣には
龍宮(わだつみのみや)があります。↓

御祭神は龍宮大神。
1993年(平成5年)に
岩屋本宮の真上にあたるところに建てられたお宮です。

江の島は、湧出以来、龍神の坐すところといわれ、
古来より龍神信仰は弁財天信仰と習合されてきました。
龍神様と非常に関係性の深い
江の島ですので、
「龍神守」があっても
なんら不思議ではないわけです。

キリっとしダンディな龍神様ですね。↓

江の島は夏にこそ最適な観光スポット。
湘南の海はもちろん
周辺にはお店がたくさんあります。
遊ぶところに事欠きません。
ぜひ行ってみてください!

ちなみに
江島神社は鎌倉にある龍口明神社と
夫婦神社ともいわれています。
両神社に参拝すると
縁結びにご利益があるともいわれているんですよ!
龍口明神社はこちらです。↓

【龍口明神社の御守】薄紫の五頭龍様は人々の平穏無事を意味する
五角形は龍神の中でもひと際パワーが強い五頭龍大神を意識か! 第123回目は神奈川県鎌倉市にある龍口明神社(りゅうこうみょうじんじゃ)の「御守」です。初穂料800円(授与時)。 一辺が3.3~3.4cmというほぼ正五角形の形をしたお守りです。...

江の島から
こんな景色も見えますよ。↓

住所:神奈川県藤沢市江の島2-3-8
アクセス:小田急線「片瀬江ノ島」駅より徒歩約15分
     江ノ島電鉄「江ノ島」駅より徒歩約20分
     湘南モノレール「湘南江の島」駅より徒歩約23分
http://enoshimajinja.or.jp/


神奈川
スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました