【大山阿夫利神社の健康守】関東総鎮護の力をいただき健康を祈願

神奈川
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お守りの柄は大山阿夫利神社から見える景色

お守りコレクションblog
第155回目は神奈川県伊勢原市にある
大山阿夫利神社の「健康守」です。
初穂料700円(授与時)。

美しい景色が描かれた「健康守」。
これは大山阿夫利神社から眺められる風景です。

実際はこちら。↓

少し先に見える山の輪郭や水平線
など、そっくりですね。

どこまでも続く空。
大地の向こうに広がる海。
人はそれに癒され、生きる活力をいただく。
これこそが「健康守」の源であります。

実風景を
お守りに集約させるというのは
珍しいですし、
そこにしかない景色なわけですから
まさにオリジナル!

大山阿夫利神社へ上がった際に
いただくお守りとしては
絶好なものではないでしょうか。

「健康守」の文字には金色を採用。
風景を一斉邪魔せず、
それでいてちゃんと読ませることができる
カラー選択であります。
文字が紺や紫だったら、
こんなも美しいお守りにはならなかったでしょう!

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裏面の柄は遠めから大山阿夫利神社を眺めた風景

裏面です。

緑色と黄緑色を使用して
立体的な山間を描いています。
「大山阿夫利神社」と書かれた
文字の「社」の右下に
赤い鳥居が見えます。
これが大山阿夫利神社です。

おもて面では
大山阿夫利神社から見える景色を、
裏面では
遠目から大山阿夫利神社が見える景色を
描くなんて
なんとロマンチックなのでしょう!

大山阿夫利神社のお守り紹介はこちら

大山阿夫利神社とは以下のようなところです。

大山阿夫利神社
関東総鎮護大山阿夫利神社公式HPです。神奈川県伊勢原市。ご祈願・各種行事・アクセスガイド・大山のハイキングコースなどについてご紹介しております。
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ケーブルカー乗り場までの「こま参道」は商店街を歩いているよう

大山阿夫利神社の「阿夫利」って
いったい何なの?
そう思われる方も多いかと思います。
平安時代に編纂された
延喜式神名帳にはすでに
「阿夫利神社」で記載されています。

大山は雲や霧が生じやすいところ。
今でもそうです。
周辺は晴れていても
大山は曇っているなんてよくあることです。
そのため別名「雨降(あめふり)山」とも呼ばれ、
雨乞いや五穀豊穣祈願の霊地として
篤い信仰を受けました。
この「あめふり」が転じて
「あふり(阿夫利)」に
なったとされています。

大山阿夫利神社へ行くには
小田急線伊勢原駅北口から
「大山ケーブル」行きの
バスに乗り約25分。
終点の「大山ケーブル」で下車します。
そのあとはケーブルカーに乗るのですが、
その駅はバス停から「こま参道」というところを
歩いて行くこととなります。↓

約15分の道のりです。
「こま参道」はいわゆる一般的な参道ではなく、
お土産屋さん、食事処、旅館が立ち並ぶ
商店街のような道になっています。

この付近にはまだ店はありませんね。↓

賑やかそうになってきました。↓

お土産屋さんです。いろいろ売っています。↓

生ゆば、おいしそう。↓

羊かん、無添加みそなどが売っています。
買って帰りたい。↓

もう少し続きます。
「大山こま」という看板が見えますでしょうか。↓

「大山こま」は地域の名産品です。
ちなみに「こま参道」は
「大山こま」にちなんで名付けられたそうです。

「こま参道」を抜けると
左へカーブして橋を渡ります。
その向こうに階段が見えます。↓

階段を上ると
「大山ケーブル駅」に到着です。↓

片道640円(大人)、320円(小児)。
往復になると曜日、繁忙期によって
料金が変わりますので以下で確認してください。↓

https://www.ooyama-cable.co.jp/timetable/
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関東総鎮護の大山阿夫利神社は2200年以上前に創建

さあ、ケーブルカーに乗りましょう。↓

出発!
ぐいぐい登っていきます。↓

目的地の「阿夫利神社駅」までは
距離786m
高低差278m
最急勾配47.7%(←すごい!)
所要時間は6分です。

「阿夫利神社駅」に着きました。↓

「阿夫利神社駅」から
ケーブルカーが進んできた道を見ると
森を切り拓くようにレールが
敷かれているのが分かります。
作った人たちの大仕事に感謝です。↓

ここから大山阿夫利神社はもう間近。
階段を上れば到着です。↓

階段を上ったら
すぐそこに大鳥居が。↓

「天下泰平」「国土安穏(あんのん)」
と書かれています。
天下泰平とは世の中が平和でよく治まっていること。
国土安穏とは国全体が治まって安らかで穏やかなこと。

大山阿夫利神社は周囲を一望するように建っています。
この地から世界へ向けて
平和な世の中を祈っているんですね。↓

拝殿です。↓

崇神天皇の頃
2200年以上前に創建された
と伝えられています。
こちらの社殿は
正式には「下社」です。
1977年(昭和52年)に
造営されました。

「本社」はといいますと
もっと上に登って
大山山頂付近にあります。
標高1251.7mの位置。
大山自体の標高は1252mなので
ほぼ頂上に登るイメージですね。
ちなみに「下社」の標高は696mです。

ここから上へは
登山といっても過言ではありません。
「下社」の左側から登っていく道があります。↓

入山お祓い初穂料100円となります。
入り口まで行ってみましょう。↓

ここから本社までは徒歩90分~120分だそう。
ちゃんとした道ではなく、
足元の悪いデコボコしたところを歩くといいます。
今回は時間の関係上
登ることは断念です。

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大山名水と呼ばれる御神水をいただき家で飲もう!

下社に戻ります。
拝殿の右側にある地下入口を入ると
湧き水である大山名水を汲むことができます。↓

龍の口から出てくる大山名水は
御神水としてたくさんの方々が
いただいて帰られます。↓

さらに奥へと進むことができます。
ライトが点灯されてはいるものの
かなり暗いです。
そんなところに
大黒天様と恵比寿様がおられました。↓

幸せの名コンビ。
見ているだけでめでたいですね!
2神の間に「一礼来福」
と書かれています。
一礼すれば福が来るということですかね。

一礼しましょう!

ぼけ封じの守護神
双体道祖信和合神像です。↓

人間生活に最も身近な守り神で、
常に相擁し手を握りあいつつ
里々の境界や道の辻で悪しき神の侵入を
防ぐ守り神でもあります。

地下を出まして、
大鳥居のほうへ戻りますと
「大山獅子」という岩の集合体のような
山があります。↓

高さ約3mの獅子山は
日本三大獅子山ともいわれており、
富士山の岩を用いて作られています。
獅子は5頭。
周りには十二支が配置されています。

実に勇猛な獅子ですね。↓

小さめの獅子もいます。
子どもでしょうか。↓

獅子は我が子を深い谷に突き落とし、
はい上がってきた子供のみを育てる
「獅子の子落とし」というのがありますが、
「大山獅子」がそれをモチーフにしているか
どうかは不明です。

大山といえば「大山参り」。
日本遺産にも認定されています。
日本遺産とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて
日本の文化や伝統を語るストーリーを
文化庁が認定するもの。

「大山詣り」は
鳶(とび)などの職人たちが巨大な木太刀(きだち)を
江戸から担いで運び、
滝で身を清めてから奉納と
山頂を目指すといった庶民参拝。
それを記念した像があります。↓

「大山詣り」のこうした姿は
歌舞伎や浮世絵で取り上げられました。
そして
人々の興味関心を呼び起こし、
江戸の人口が100万人の頃、
年間20万人もの参拝者が訪れたといいます。
「大山詣り」は先導師によって
今も脈々と引き継がれているということです。

大山阿夫利への参拝は「大山詣り」です。
みなさんも
日本遺産を体験してみてはいかがでしょうか?

住所:神奈川県伊勢原市大山355
アクセス:小田急線伊勢原駅北口から「大山ケーブル」行きのバスに乗り約25分。
     「大山ケーブル」下車後、「大山ケーブル駅」まで「こま参道」を徒歩15分。
     「大山ケーブル駅」からケーブルカーに乗り「阿夫利神社駅」で下車。
      その後、徒歩5分
https://www.afuri.or.jp/

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