【小國神社の諸藝上達守】地元が生んだ書家の揮毫に芸の上達を願う

静岡
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橙色とお茶っ葉カラーの融合がいぶし銀的イメージ

お守りコレクションblog
第137回目は静岡県周智郡にある
小國(おくに)神社の「諸藝上達守」です。
初穂料800円(授与時)。

縦が約9.5cm、横が約3.5cmの
縦長なお守りです。

橙色を基調として
緑色の雲がゆったりと流れるような
幻想性を感じる絵柄です。

雲の緑色はお茶の葉色。
お茶の産地らしい
カラーチョイスですね。

凹凸のある生地なので
暖色系の橙色と相まって
ぬくもりがあるのも特徴です。

味のある文字は
地元、周智郡森町出身で
日本を代表する書家、
杭迫柏樹(くいせこはくじゅ)先生の
揮毫(きごう)です。

ありきたりな表現ではありますが、
個性的でコクとまろやかさが
ある文字だと感じます。

先生は
「打てば快音を発し、切れば水のしたたる書」
をモットーとしているそうです。

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お茶の香りが閉じ込められたアイディアお守り

裏面です。

杭迫柏樹(くいせこはくじゅ)先生の
プロフィールが書いてあります。
静岡県周智郡森町出身。
(社)日展理事(審査員)。
日本芸術院賞。
日本、中国、欧米において各展覧会に出展。
また、多数の編著書を出版されています。

お守りの染め方についても記載があります。
赤は、茜草の根の赤で染めた渋色。
緑は木賊(とくさ)のやや深みのある、
いずれも平安時代の色を染めております。

前出では橙色を称しましたが
正式には赤色で
お茶の葉色と表現したものは
深みのある木賊色なんですね。

香りについては
お茶の生葉から、香りの成分を
取り出したものです。

「諸藝上達守」は
透明の袋に入っています。
(写真を見れば確認できるかと思います)
袋はテープで貼るようなものではなく、
しっかりとプレスされていて
完全に密閉されています。
実は
中にお茶の香りが閉じ込められていて、
開封したら広がるような
仕掛けになっています。

なんと素晴らしいアイディア!

香りをかぎたいのですが、
もったいないから
開けられないという
ジレンマに陥っています。
でも
なんとなく匂っていますので
これでガマンです。。

「諸藝上達守」は
杭迫柏樹先生のように
芸術の分野で活躍したいと願う方、
文芸、武芸などに一生懸命取り組んでいる方
にオススメなお守りです。

小國神社とは以下のようなところです。

遠江國一宮 小國神社|縁結び・厄除け・祈願・結婚式-周智郡森町一宮(とおとうみのくに いちのみや おくにじんじゃ)
遠江國一宮 小國神社(おくにじんじゃ)/トップページ「静岡県西部の縁結び・結婚式・厄除け・祈願の神社。(とおとうみのくに いちのみや)静岡県周智郡森町一宮」小國神社(小国神社)
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拝殿に到着するまでにも見どころがたくさん

天竜浜名湖鉄道「遠江一宮駅(とおとうみいちのみやえき)」から
送迎バスに乗って約10分。
とてものどかなところに小國神社はあります。

のどかでありながら
ここだけ賑わっているので
不思議な感覚があります。
そのポイントが「小國ことまち横丁」。
ここには食事処やお土産屋が立ち並び、
楽しく時間を過ごすことができます。↓

ちなみに
「ことまち」とは「願いを待つ」
「願い事のまま叶う」という意味だそうです。
とてもいいネーミングですね!

「小國ことまち横丁」のすぐそばに
一の鳥居があります。↓

ど太い鳥居です。
昭和44年に建立。

一の鳥居を入ってすぐ左側に
飯王子社(いいおうじしゃ)があります。↓

ご祭神は保食神(うけもちのかみ)。
五穀豊穣や畜産守護の
ご神徳があるといわれています。

参道を進みます。↓

両脇の杉が圧巻です。↓

手水舎を超えてすぐのところに
鉾執社(ほことりしゃ)があります。↓

小國神社の発展に力を尽くしてきた
祖先に感謝し、
奉仕されてきた人々を
お祀りしているそうです。

歩いていると左側に池が見えます。
事待池(ことまちいけ)です。↓

小國神社は「願い事が意のままに叶う神社」、
事任神社(ことのままのかみやしろ)として広く知られ、
本社に詣で願掛けをして「事のままに待ち」、
心願成就すればこの池に鯉を放ち、
神恩感謝の意を表わす慣わしから
「ことまち池」といわれています。

また
「いぼ」につけると「いぼ」が取れる
という言い伝えから
別名「いぼとり池」ともいわれています。

暑い日が続いていましたから
この日は水が濁って見えますね。
本来はもっときれいみたいです。
よく見ると魚が泳いでいるんです。↓

ご祭神である
大国主命を説明する看板が
絵本タッチでユニークです。↓

有名な「因幡の白うさぎ」の話が
描かれています。

樹齢1000年余りと伝えられる
御神木の大杉です。↓

老木のため
中が空洞になっているのだそう。
願掛杉や福寿杉、
虫封杉ともいわれています。

1972年(昭和47年)の台風で倒れて
この場所に奉安されました。
なので、よく見ると
地面に埋まっていなんです。
下に木が組まれ、
その上に乗っているような形です。

参道を左側に外れて
裏手のほうへと向かいますと
小國神社でも人気な
縁結びのご神木
「ひょうの木」があります。↓

正式名は檮 (イスノキ)。
樹齢700年~800年といわれる古木です。
葉は「まゆ型」の殻(木質化)になる特質があり、
小さな穴が開きます。
笛のように吹くと「ひょう」
という音が出るので
「ひょうの実」と呼ばれています。
※正確には実ではなく葉にできた虫癭。
(ちゅうえい:昆虫が寄生し木質化した部分)

「ひょうの木」にまつわる話として、
ご祭神である大国主命が
「ひょうの実」を吹いたところ、
その美しい音色に感銘を受けた女神が現れ、
契りを結んだという古い言い伝えがあるそうです。
小國神社では
「恋愛」「人間関係」「仕事」など
様々な「縁を結ぶ」ご神木として
信仰されています。

いよいよ拝殿です。

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創祀は不明だが、552年にはご神霊の鎮斎があった

拝殿の前には二の鳥居が。↓

楼門に代わる鳥居でもいわれ、
1882年(明治15年)まで、
この場所には楼門がありました。
火災により焼失し、
現在のようになったといいます。

一の鳥居同様、
二の鳥居もぶっといです。

拝殿です。↓

ご祭神は大国主命(大己貴命)。
日本の国を稲穂がたくさん稔る
豊かな国に造りあげた神といわれています。
前出しましたが、
「因幡の白うさぎ」のお話が有名です。

天照大神に「国譲り」をした
神様としても知られていますよね。

神社の創祀は不明で、
神代と伝えられています。
1680年(延宝8年)の社記によると、
555年2月18日に本宮峯(本宮山)に
ご神霊がお鎮まりになり、
のちに
都より勅使が使わされ、
山麓約6kmの現在地に社殿を造営し、
正一位の神階を授けられたそうです。

拝殿は度重なる火災で焼失し、
現在の建物は1886年(明治19年)に
再建されたものになります。
入母屋造(いりもやづくり)で
屋根は檜皮葺(ひわだぶき)であります。

彫刻の細かさが目を引きますね。↓

黒くなっている部分が
影のように見えて
立体感を作り出しています。

拝殿の右側には神徳殿があります。↓

祈祷を行う場所のようです。
ここにもご祭神の大国主命が祀られているとのこと。

舞殿になります。↓

ここでは
正月3日に国指定無形文化財の「田遊神事」、
4月の例祭に国指定重要無形民俗文化財の
「十二段舞楽」が舞われます。

お守りの種類がたくさん。
授与所にていただけます。↓

二の鳥居を出て、
拝殿を背にして左側に
休憩所があります。
中へ入ると
ユニークなものがいろいろ。↓

ちょっと不思議な空間でした。

小國ことまち横丁、ひょうの木、
大杉、事待池など
見どころ豊富な小國神社。
お守りもおもしろいので、
ぜひお出かけしてみてください!

住所:静岡県周智郡森町一宮3956-1
アクセス:天竜浜名湖鉄道「遠江一宮駅」下車。送迎マイクロバスで約10分
     「遠江一宮駅」から徒歩だと約30分
http://www.okunijinja.or.jp/

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