【蕪嶋神社の勝かぶ守】 勝負運を持つ八戸弁財天が勝ちへと導く

青森
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蕪嶋神社ゆえに野菜の「蕪」をモチーフにしたオリジナルの勝守

お守りコレクションblog
第161回目は青森県八戸市にある
蕪嶋(かぶしま)神社の「勝かぶ守」です。
初穂料1000円(授与時)。

蕪島神社ならではの勝守。
日の丸みたいな赤かぶですね。

写真は正面から撮っているのですが、
「勝」の文字が大きく
「守」の文字が小さいため
視覚効果によって
上から撮影したかのように見えます。
これは
蕪のスフィア(球体)感を
表現しているのでしょうか。
だとしたら
凝っていますよね。

ご祭神の市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)は
宗像三女神の一神で
商売繁盛、芸能、金運、勝負、
豊漁、交通安全、五穀豊穣など
多岐にわたって信仰されています。

絶世の美女ともいわれ、
神仏習合においては
弁財天と同一視されています。
蕪島神社では「福の神 八戸弁財天」
として祀られています。

そんな神様のご利益を
仕事、スポーツ、学業などはもちろん、
株(蕪ゆえに)に投資している人の
勝運としていただけるのが
今回のお守りなのです。

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八つのアイテムは八臂(はっぴ)弁財天が持つご神宝

裏面です。

蕪嶋神社の神社名を中心として
囲むように何やらアイテムが
描かれています。

これは8本の腕を持つ
八臂(はっぴ)弁財天が
手にしているもの。
「蕪」の字の上から時計回りに
戟(げき/ほこ)、輪宝、宝珠、弓、
矢、剣、宝棒、鉤(かぎ)
です。

八臂弁財天は
勝運守護の神様として
武家から庶民まで
広く信仰されていた神様。
「勝かぶ守」にピッタリです!

ちなみに
八臂弁財天とは
このような神様です。↓

スッとした容姿で気品を感じます。

蕪嶋神社とは以下のようなところです。

蕪嶋 ウミネコの繁殖地(青森県八戸市)
青森県 八戸市 蕪嶋 蕪島 ウミネコ うみねこ 繁殖地 渡り鳥 産卵
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ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定

蕪嶋神社へはJR八戸線「鮫(さめ)」駅から
徒歩約15分。
近くには鮫漁港があります。↓

漁港から蕪嶋神社を見る景色が
最高です。↓

この地域はウミネコの繁殖地として有名で、
毎年約3万羽が飛来します。

わたくしが訪れたのは繁殖期ではなかったので
ウミネコは少なかったのですが、
それでも見ることはできました。↓

渡り鳥であるウミネコは
2月下旬頃からから蕪島へ飛来し、
4月下旬~7月下旬頃に産卵や子育てを行い、
4万羽まで増えるそうです。
8月上旬には蕪島を去りますが、
中には蕪島周辺で越冬するのもいるそうです。

そんなエリアですから
「蕪島ウミネコ繁殖地」として
国の天然記念物に指定されています。

「蕪島」の由来は、野生のアブラナを指す「蕪の花が咲く島」という説や、神を祭る場所としての「神嶋(かむしま)」であるとの説があるそうです。

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社殿へと向かう階段はまるで空へと昇るかのよう

蕪嶋神社を下から眺めると
実に壮大。↓

天空の神社って感じですね!

一の鳥居に到着です。
フンという名の運がついていますね。↓

階段を上っていきますと↓

二の鳥居があります。↓

一段一段上がるたびに
神様に近づくことができるという
ワクワク感がありますね。

二の鳥居をくぐると手水舎があり、
ウミネコが描かれています。↓

手水舎の手前には
招き猫がおります。↓

右手を上げている招き猫は
金運をメインとした
「福を招く」猫。
左手を上げている招き猫は
「人を招く」といわれています。

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2015年に火災に見舞われた社殿は2019年に再建

拝殿です。↓

蕪嶋神社の創建は鎌倉時代の1296年。
海中から財弁天の尊像御鏡が浮かび上がり、
蕪島に「蕪嶋大明神本地辨財天」
として祀ったのが起源と伝えられています。

蕪嶋神社は2015年11月5日に
火災に見舞われました。
木造平屋建て約280平米が焼失し、
社殿は全焼。

その後、
寄付金が寄せられ、
2016年11月に再建工事がスタート。
ウミネコの繁殖期である
4月~8月には工事をいったん止め、
約5年の歳月をかけて
2019年に社殿が完成しました。

ケヤキやヒノキなど
青森県産材を中心とした木造2階建て。
長さ8mの通し柱を22本用いることで
強風にも耐えることができるといいます。

お賽銭箱には社紋が入っています。↓

江戸時代に八戸南部藩主の庇護を受けて
南部氏の家紋である「向かい鶴」
を社紋として使用することを許されました。

拝殿の周辺には
いろいろな縁起物や神様が。
「かぶあがり」。↓

自分の株(評価、名声)が
上がるということでしょうかね。
消毒水があるということは
なでなでしてご利益を
いただけるということです。

「ひょうたん」には
「子孫繁栄」「無病息災」
「厄除け」「商売繁盛」などの
意味があるといいます。↓

こちらもさすることで
ご利益をいただけます。

蕪嶋神社を一躍有名にしたウミネコは
もはや神なのかもしれませんね。↓

八臂(はっぴ)弁財天です。↓


蕪嶋神社のご祭神である
市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)と
同一視されている神様です。

招き猫の親子です。↓

かわいいですね!

島を3周する「運開きめぐり」をしよう!

蕪嶋神社を訪れたら
「運開きめぐり」をどうぞ。↓

島を3周まわると
心身が祓い清められて
運が開けるといわれているのだそうです。

ならば
めぐらない手はないですね!

「運開きめぐり」は蕪嶋神社に則して
グルっと歩く感じです。↓

正面からは見ることのできない神社の裏側。
細部まで抜かりのない建築物です!

本殿の真裏を通ります。↓

本殿の真裏は神様に最も近づける場所。
運開きを願うには最高です。

景色に目をやると
岩がゴツゴツしているのが分かります。↓

柵があって行くことはできません。
それにしても
海が美しいですね。

「運開きめぐり」の道中にも
ウミネコがおりました。↓

ウミネコといえば
飛来しているときに蕪嶋神社へ参拝すると
フン避けのための傘を貸し出したり、
フンに当たった人には
「会運(かいうん)証明書」を
発行してくれます。
※開運ではなく会運です。

当たらないように防御するのも良し。
当たって運がついたとありがたく思うのも良し。

ちなみに。
鳥のフンに当たるというのは
スピリチュアル的にいうと
「運気が高まっている」
「運がついてくる」
という意味なのだそうです。
人生の転換期、新しい始まりのサインとも。
特にフンが頭に落ちた場合は
金銭的に収入が増える暗示ともいわれています。

鳥のフンが当たったら凹むところですが、
逆にラッキーなんですね!

ウミネコは
魚の群れの上を飛ぶことから
「漁場を知らせる弁財天の使い」として、
漁民の間で大切にされてきたそうです。
やはり神ですね!

蕪嶋神社へ参拝する際は
ウミネコのフンを考慮した
季節選びが重要かもしれませんね!

住所:青森県八戸市大字鮫町字鮫56-2
アクセス:蕪嶋神社へはJR八戸線「鮫」駅から徒歩約15分
http://kabushima.com/index.html

青森
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