【亀有香取神社の健康健脚守】キャプテン翼ばりの強靭な足腰を!

東京
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ふくらはぎの「もりっと感」が健脚の象徴

第26回目は東京都葛飾区亀有にある
亀有香取神社の「健康健脚守」です。
初穂料500円(授与時)。

見たまんま「脚」なお守りです。
ふくらはぎの「もりっと感」がエグイ。
太もも外側の筋肉も立派。
かなりのアスリート。

金糸で描かれた「健康健脚守」の文字の下には、
亀有香取神社のシンボルでもある亀がちゃんとアピールしています。

そもそも、これ誰の足?
おそらくというか、彼しかいない。↓

「キャプテン翼」。大空 翼。
翼くんの右側に「健脚祈願」と書かれてあるし、
お守りの絵のパンツは、南葛SCのユニフォームに似ている。

でも、断定はできません。
なぜなら、このお守りには赤色もあって、
それは南葛SCのユニフォームには見えません。
(もしかして原作には登場していない南葛SCのセカンドユニフォーム?)
↓ぜひ確認してください。
https://www.kameari-katori.or.jp/guard/#cont01

でも、翼くんの足だと思ったほうが、
ご利益がありそうなので、そう信じます。
健脚とサッカーは、つながりがありそうですし。

翼くんがソックスを脱いで、赤いスパイクを履いている
というのも、なかなかレアなのではないでしょうか。
見た感じ、スパイクではなく、足袋かもしれませんね。

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鮮やかなブルーにスポーツの爽快さを感じる

裏面です。

「葛飾」「香取神社」「亀有」という文字が並んでいると、
下町風情を感じます。
その上には、「左三つ巴」といわれる社紋が描かれています。
ブルー地というのがサッカーっぽさを感じるとともに、
フレッシュな印象を与えます。
非常に気持ちいいデザインに仕上がっているのではないでしょうか。

「健康健脚」、特に「健脚」というところで
ご利益があるお守りも珍しいと思います。
亀有香取神社の相殿(あいどの)に祀られている岐大神(くなどのおおかみ)は
「道案内」「道を導く」「集落の外部よりの災いを防ぐ」ことを主とする
足腰健健康の神様、家内安全の神様であります。
これが所以でこの「健康健脚守」が誕生しました。

また、主祭神である経津主大神(ふつぬしのおおかみ)や、
相殿にお祀りされている武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)は
いずれも武神(闘いの神さま)であり、
現在は「スポーツの神様」としても崇敬されています。
このことからも、
「健康健脚守」が亀有香取神社にとって
いかにシンボリックなお守りなのかが分かります。

亀有香取神社のお守り紹介はこちら

経津主大神(ふつぬしのおおかみ)は日本神話の神。
伊奘諾尊(いざなぎのみこと)が火の神である迦具土(かぐつち)を斬ったときに、剣についた血がしたたって岩となったものから生まれました。
このことから刀剣の神格化された神ともいわれています。
「日本書紀」では、武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)とともに、
出雲の大己貴神(おおなむちのかみ=大国主命(おおくにのぬしのみこと))を説得して、国土を高天原に献上させるのに功があったとされています。
経津主の「ふつ」は刀で物が切れる音を示しているとも。日本書紀のみの登場で、古事記では武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)と同一視されています。

武甕槌命(たけみかづちのおおかみ)は、
伊弉諾尊が火神である迦具土(かぐつち)を切り殺したときに剣に付着した血から生まれた神。
古事記や日本書紀によれば、出雲の国譲り神話の中において、
高天原から天鳥船(あめのとりふね)神または経津主神とともに派遣され、
出雲の大国主命に国譲りを交渉。その話し合いの際、韴霊剣(ふつのみたまのつるぎ)を
波に逆さに突き立て、その剣の先にあぐらをかいて大国主神に国譲りを迫り、成功させました。
古事記では、建御雷神、建布都神(たけふつのかみ)、豊布都神(とよふつのかみ)とも記載。

岐大神(くなどのおおかみ)は、道の分岐点、峠、村境などで、外からの外敵や悪霊の侵入をふせぐ神。さらに、疫病・災害などをもたらす悪神や悪霊が聚落に入るのを防ぐ神ともいわれています。

亀有香取神社とは以下のようなところです。

東京都葛飾区の亀有香取神社
漫画「こち亀」で有名な東京都葛飾区亀有に鎮座する、開運厄除・足腰健康の亀有香取神社です。境内にはパティスリー ラ・ローズ・ジャポネがあり、ご参拝の際にご休憩頂けるカフェテラスもご用意しております。
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「亀有」はもともとは「亀無」「亀梨」だった

創建は1276年(建治2年)の8月19日。
当時、この亀有の地は下総国葛西御厨亀無村と呼ばれ、
香取神宮の神領地でした。
それがもとで、
本宮の御分霊(経津主大神)を迎えて、
村の鎮守様としてお祀りしたのが、
亀有香取神社のきっかけです。

その後、鹿島神宮(武甕槌大神)、息栖神社(岐大神)の両大神を合わせ祀り、
東国三社の三社明神のお社として、
村人・近隣の人々を守り続け、
現在、約750年が経過しています。

亀有は、古くは「亀無」「亀梨」と呼ばれていました。
もともとこの付近の土地は沼地が多く、亀の背中のような島状の土地でした。
そのことから「亀のような形をなす土地」として地理的状況から
「かめなし」という土地名が生まれたと考えられています。
「かめなす」ではなかったんですね。。

「亀無」から「亀有」となった由来は、定かではありませんが、
「なし」の意味を嫌ったものだと思われます。
1644年(生保元年)江戸幕府による「生保改定図」から「亀有」としたようです。

亀にこだわった地域ということで、
鳥居の前には狛犬ではなく、狛亀がいます。↓

亀というと、かわいいイメージがありますが、
亀有香取神社をしっかりとお守りする姿には風格すら感じます。

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亀有香取神社には両さんもいる

亀有香取神社には、翼君以外に、
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の両津勘吉もいます。↓

はて? 両さん。どこを指さしているのでしょうか?

「キャプテン翼」は葛飾区出身の高橋陽一先生の作品。
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の秋本治先生も葛飾区。しかも亀有出身です。
そんな地元のスターをしっかりキャッチしているあたりが
亀有香取神社が地元民からも、
全国の神社好きの人からも愛される所以なのでしょう。

他にも、上記した狛犬が狛亀になっていたり、
賽銭箱の上に亀が乗っていたりと、↓

訪れる人を楽しませようという仕掛けがたくさん。

こういったエンタメ系神社は楽しいものです。

まだ行ったことのないという方は、ぜひ訪れてみてください。
このようなお守りも要チェックです。↓

開運福亀守り「亀さん守」(初穂料500円)です。
「健康健脚守」といっしょにいただきました。
運を開き、福を招くことを祈願したお守り。
丸い巾着タイプになっていて、
中にスポンジのようなものが入っているのでしょうか。
触るとふかふかやわらかいです。

香取神社の総本社である
香取神宮にも行っております。
こちらもどうぞ。↓

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住所:東京都葛飾区亀有3-42-24
アクセス:JR常磐線「亀有駅 」南口徒歩3分
https://www.kameari-katori.or.jp/

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