ハイセンスでありながら四ツ目紋が威光を放つ
第63回目は東京都港区赤坂にある
乃木神社の「御守」です。
初穂料1000円(授与時)。
![](https://omamori-collection.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_0527-2-503x1024.jpg)
文字は一切書かれておらず、
中央に社紋の四ツ目紋が配さただけの
これぞ乃木神社オリジナル
といったデザインです。
ご利益別に分類すると
その名前から
ごく一般的な「御守」に
カテゴライズされるはずですので、
神社が持つご霊験をそのまま拝受できる
のかと思っていましたら、
どうやら違うようです。
乃木神社の分社である函館乃木神社のHPに
ご利益が書いてありました。
※東京の乃木神社HPには載っていませんでした。↓
![](https://omamori-collection.com/wp-content/uploads/2022/08/御守見本_函館乃木神社.png)
身体健康お守り。
御祭神である乃木将軍こと
乃木希典(まれすけ)氏は
生まれつき体があまり丈夫ではなく、
壮健に成長して欲しいと
願われて育ちました。
このことから
身体健康を祈願するお守りとして
誕生したのではないかと推測します。
乃木将軍は日清、日露戦争で功績を上げた軍人。
軍神にあたる人物です。
そのような方を祀る神社の
”これぞ”なお守りが
身体健康を祈願するものというのが
なんとも意外というか、
でも
腑に落ちるというか、
不思議な感覚に陥ります。
シャツのデザインに採用されても納得な柄と色
裏面です。
![](https://omamori-collection.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_0528a-598x1024.jpg)
中央に乃木神社と書いてあるのみ。
これがまたオリジナル性を高めます。
カラーは前出の写真にあるように
全4種類。
紫も悪くなかったのですが、
緑に最もオシャレさを感じましたので
選びました。
ペパーミントグリーンっぽく
発色するので
お守りっぽさが緩和されている
というのもポイントです。
柄は小葵文。
唐花文様の一種とされ、
菱形の唐花を葉が取り巻いている文様です。
こういうアロハシャツがあっても
カッコいいだろうと個人的には思います。
乃木神社のお守り紹介はこちら
乃木神社は以下のようなところです。
![](https://www16.a8.net/0.gif?a8mat=3NGLEU+EPADKI+22DS+BXIYP)
![](https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=3NEZHK+2N9DKI+Z9G+O24K1)
![](https://omamori-collection.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/592eaf37a4e5e8a5b312ffa0c6e4f18e.jpg)
御祭神が乃木夫妻であることから夫婦和合・縁結びの神社としても有名
乃木神社は東京メトロ千代田線
乃木坂駅1番出口を出て
すぐのところにあります。
こちらが一の鳥居です。↓
![](https://omamori-collection.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_7174-1024x768.jpg)
扁額が見えづらいですが、
乃木神社と書いてあります。
鳥居をくぐったら右へ曲がります。
すると二の鳥居が見えます。↓
![](https://omamori-collection.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_7176-1024x768.jpg)
木造りの鳥居です。
ちなみに右へ曲がらず
左へ行く乃木公園に出ます。
二の鳥居をくぐったら
今度は左へ曲がります。
すると見えてくるのが拝殿です。↓
![](https://omamori-collection.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_7178-1024x768.jpg)
屋根の面が正面を向いている建築様式。
伊勢神宮などに見られる
平入り(神明系)と呼ばれる造りです。
質素で奥ゆかしい雰囲気です。
そういえば、
一の鳥居、二の鳥居とも
神明鳥居に分類される造りでしたね。
拝殿に近づくと、
規模の大きさが分かります。↓
![](https://omamori-collection.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_7181-1024x768.jpg)
乃木神社は乃木大将だけでなく、
妻・静子さんも御祭神であることから
縁結び、恋愛成就、夫婦和合の
ご利益があるとされ、
結婚式が行われる神社としても有名です。
神社の神聖な雰囲気の中で
一生の縁を結ぶなんて
洋式の結婚式にはない
凛々しさや
ロマンチックさがありますね。
拝殿の右隣には正松神社があります。↓
![](https://omamori-collection.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_7180-1024x768.jpg)
御祭神は
松下村塾の開祖である玉木文之進と、
塾を受け継いだ甥の吉田松陰。
乃木将軍はこの二人を深く敬い、
人間形成する上で影響を受けたといいます。
このことから
1963年(昭和38年)1月22日に
萩の松陰神社から分霊を勧請しました。
乃木神社の隣には乃木公園があります。↓
![](https://omamori-collection.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_7186-1024x768.jpg)
公園は乃木将軍が夫妻で暮らした邸宅の跡地。
公園内には馬小屋があります。↓
![](https://omamori-collection.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_7184-1024x768.jpg)
「乃木大将と辻占売少年像」と
その後ろには邸宅が見えます。↓
![](https://omamori-collection.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_7185-1024x768.jpg)
邸宅は1902年(明治35年)築。
明治期における
現存する数少ない和洋折衷建築です。
モニュメントについては
パネルをそのまま転記します。
↓
乃木大将と辻占売少年像
今に伝えられる「乃木大将 と辻占売りの少年」
の話は、明治二十四年、乃木希典が陸軍少将の
時代、用務で金沢 を訪れた折りのことです。
希典は金沢で偶然、当時八歳の今越清三郎 少
年に出会います。今越少年は、辻占 売りを営
みながら一家の生計を支えていました。この
姿に感銘を受けた希典は、少年を励まし、金
弐円を手渡しました。今越少年はこの恩を忘
れることなく、努力を重ね、金箔業の世界で
大きな実績を積み上げました。この銅像 は、
こうした乃木希典の人となりを伝えるものと
して、昭和四十三年に旧ニッカ池 (六本木六
丁目)の縁に造立されましたが、このたび旧
ニッカ池周辺が整備されることとなり、希典
所緑のこの地に移建されました。
平成十三年九月
乃木神社は勝負運の神、
縁結び・恋愛成就・夫婦和合の神
として崇敬されています。
また
乃木坂46の聖地としても有名です。
東京の人気神社の一つにも数えられておりますので、
行ったことのない方は
ぜひ訪れてみてください。
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住所:東京都港区赤坂8-11-27
アクセス:東京メトロ千代田線乃木坂駅1番出口より徒歩約15m
https://nogijinja.or.jp/
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