【赤城神社 目玉のおやじ御守】目ん玉を見開いて運を掴め!

東京
スポンサーリンク

荒々しい巨大な目玉が強烈インパクト

第6回目は東京都新宿区赤城元町にある
赤城神社目玉のおやじ御守です。
初穂料1000円(授与時)。
開運お守りです。

目玉のおやじとは、言わずもがな、ゲゲゲの鬼太郎のお父さんです。

お守りの真ん中に目玉がドン!
迫力のあるルックスです。
目玉のデザインは、
習字の先生が生徒の文字に対して丸をつけるときのように、
ちょっぴりかすれ気味で、
ちょっぴり荒々しくて、
それでいて温かみがあるといった具合。

瞳に当たる中心部の黒丸は、
本来なら塗りつぶすだけでいいのに、
あえて乱れています。
白目部分もそう。

一筆で丸を描き、
その際にできてしまった隙間を
そのままにしておくという、
流れに身を任せたところが豪快。
潔くて威厳すら感じます。

地色は蛍光ピンクです(写真は若干赤っぽいかもしれません)。
先ほど「威厳」と書きましたが、
そのワードをかき消すくらいのポップカラー
こんな弾けたお守りは珍しいのではないかと思います。

目玉おやじ御守には
授与された方の先々が見通しのよいものになるように
という意味が込められているそう。
それを二文字で表現すると、
お守りに書かれてあるとおり、
開運となるのでしょう。

スポンサーリンク

たくさんの目玉に気持ち悪さを感じる人もいるのでは?

裏面です。

分身の術がごとく、目玉おやじがいっぱい!
〇がたくさんある模様が苦手な人は、
見るのがつらいデザインかもしれません。
何を隠そう、わたくしがそう。
〇ばかりの柄を見ていると、
鳥肌が立ってくるんです。
このお守りを見ていると、
若干ブルブルしてくるのですが、
丸の外枠がかすれていたり、
線が乱れているので、
そこまで気持ち悪くはならないので
助かっています。

真ん中に「神楽坂 赤城神社」の文字。
目玉の唯一無二感を損なわない細い字で、
シュッとした印象です。

そして。
「やはり」という感じでしょうか。
©M・F・Tの表記。「ゲゲゲの鬼太郎」のクレジット。
お守りにもクレジット表記は必要なんですね。

赤城神社のお守り紹介はこちら

『ゲゲゲの鬼太郎』は水木しげるの漫画作品。1965年(昭和40年)、『週刊少年マガジン』にて『墓場の鬼太郎』としてスタート。1967年(昭和42年)に『ゲゲゲの鬼太郎』に変更。1969年(昭和44年)に連載終了するも、その後、様々な漫画誌で連載され、国民的漫画となる。アニメは1968年(昭和43年)より、第1シリーズが開始。1971年に第2シリーズ、1985年に第3シリーズ、1996年より第4シリーズ、2007年に第5シリーズ、2018年に第6シリーズが放送。

前回の第5回目で紹介したアマビエを広く知らしめたのも水木しげるといわれている。
https://omamori-collection.com/274/


赤城神社とは以下のようなところです。

牛込総鎮守 赤城神社 - 東京都新宿区神楽坂
往古から牛込の総鎮守と尊信されます当赤城神社、御祭神は岩筒雄命、正安2年に早稲田鶴巻町の元赤城神社に鎮座。その後この地で地域を見守り続けています。
スポンサーリンク

神社のデザイン監修は建築家の隈研吾氏

赤城神社は牛込総鎮守

1300年(正安2年)、
上野国(現・群馬県)赤城山麓の大胡の豪族であった
大胡彦太郎重治が牛込に移住した際、
本国の鎮守であった赤城神社の御分霊を
牛込早稲田の田島村(現・早稲田鶴巻町)に祀ったのが始まりといわれています。

1460年(寛正元年)には、
江戸城を築城した太田道灌によって
牛込台(現・駒込見付付近)に遷宮
1555年(弘治元年)に、
大胡宮内少輔(牛込氏)によって
現在地に遷座されます。

江戸時代には、「日枝神社」「神田明神」とともに、
「江戸の三社」
と称されました。

今の赤城神社という名になったのは
明治維新後のことで、
それまでは赤城大明神や赤城明神社
と呼ばれていました。

ところが、
1945年(昭和20年)の太平洋戦争によって全焼。
1951年(昭和26年)に本殿が、
1959年(昭和34年)に拝殿と幣殿が
再建されます。

現在の赤城神社は、
『赤城神社再生プロジェクト』として
2010年(平成22年)9月の
本殿竣工例大祭にてすべての工事を完了して、
新しい姿になっています。
戦後復興できずにいた境内の末社、
神楽殿の「蛍雪さま(=螢雪天神)」、
出世の「おいなりさん(=出世稲荷神社)」、
病気平癒で人気の「八耳さま(=八耳神社)」、
東照宮の「葵さま(=東照宮)」
すべてが再興されました。

デザイン監修は建築家の隈研吾氏

遷宮(せんぐう)とは、神社の神殿を改築・修理するとき、神体を移すこと。
遷座(せんざ)とは、神体、仏像などを他の場所へ移すこと。

赤城神社の御祭神は
磐筒雄命( いわつつおのみこと )
赤城姫命(あかぎひめのみこと)
です。

磐筒雄命は、殖産興業、厄難消除、学問芸術の神、
特に火防の神として高い御神徳があるといわれています。

赤城姫命は、大胡氏の息女(そくじょ)ともいわれていています。

朱色の鳥居がひときわ目に付きます。

スポンサーリンク

赤城神社と守護 守とのエピソード

以前、
神楽坂に出版社があり、
そこで雑誌の編集者をしていた
わたくし(辞めてから、数年後にその会社は潰れました)。

この街に通っていたときから、赤城神社は知っていました。
足を運んだことも何度もありました。
その頃は、毎日が嫌で嫌で仕方がなかった。

終電もしくは始発で帰るのが日常茶飯事。
土日もなかった。
ブラックな働き方でした。
そんな生活をしていた結果、
何が起きたかというと、
20代後半でストレスによる不整脈。
これを機にフリーライターになりました。

今思うと、
神様がそう仕向けたのかな、とも思います。
赤城神社の神様が。
赤城神社は仕事運健康運などのご利益もあるので、
赤城神社の神様が
「体力や精神力の足りないお前は雑誌編集者には向いていない」
と投げかけたのかもしれません。
だとするなら、
残酷かもしれませんが、感謝しかありません。
なぜなら、
フリーライターになることで、
たくさんの出版社や編集者と出会い、
いっしょに仕事ができたから。
そういった方々によって、
自分は成長させてもらったと思っています。

仕事に行き詰っている方、
一度訪れてみてはいかがでしょうか?

住所: 新宿区赤城元町1-10
アクセス:東京メトロ東西線神楽坂駅徒歩1分
https://www.akagi-jinja.jp/

コメント

タイトルとURLをコピーしました