赤と緑の2種類から選べるカード型お守り
お守りコレクションblog
第178回目は岐阜県岐阜市にある
金(こがね)神社の「こがね守」です。
初穂料1000円(授与時)。
額に納まったカード型のお守り。
真ん中に「金神社御守護」と入り、
そのまわりには桜のデザインが散りばめられ、
賑やかな見た目となっています。
さらに
お守りを入れる透明のケースの表面には
「こがね守」の文字、鳥居、打ち出の小槌などが入り、
二重構造なルックスとなっています。↓
今回の「こがね守」は毎月最終金曜日、
月に一日だけ頒布される特別なお守りです。
別名「Premium金(こがね)Day限定守り」。
「金」というワードに
とことんこだわっていますよね。
金運がほしい人にとっては
是が非でも手に入れたいお守りではないでしょうか。
「こがね守」は赤と緑の2種類があり、
わたくしは直感で赤を拝受しました。↓
赤も緑もご利益は同じです。
好みで選べばいいだけです。
わたくしは本来は赤よりも緑が好きなのですが、
こうして並べて眺めたときに
赤のほうにパワーを感じたわけであります。
願い札に願い事を書いてお守りに納める形式
裏面です。
「願い札」とあります。
この札の裏面が白紙となっていて、
そこに願いことを書き、
お守りに納めるというものです。
願い事を書くとなると
開封しなければならず、
コレクションをしているわたくしとしては
その行為はハードルが高い。
でも
書くとしたら
お守りを拝受するために日本全国を飛び回り、
自分が気になるところにお金を寄附し、
それでいて
生活に余裕の持てるお金をいただきます
と書きます。
金神社のお守り紹介はこちら
3月3日~4月5日までの限定ピンク色「金守」も拝受
今回はもう1体紹介します。
金(こがね)守です。↓
先ほどはひらがな、
こちらは漢字。
金守は本来は黄色なのですが、
3月3日(桃の節句)~4月5日(例祭日)までの限定で
ピンク色の「金守」を頒布していました。
初穂料1000円(授与時)です。
とてもチャーミング!
女子っぽいと感じる方もいるかもしれませんが、
今の時代、
男性でもピンク色は十分アリだと思います。
金神社のご祭神である渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)は
古来より「財運」「繁栄」をもたらした姫神として
この地域において篤く信仰されているといいます。
そのような神のご神徳を
地域外から訪れた者であっても
いただきたいと思うのは当然のこと。
なので
「こがね守」と「金守」をダブルで
拝受いたしました。
ちなみに
裏面はこのようになっています。↓
巾着型のコンパクト設計です。
金神社のお守り紹介はこちら
金神社とは以下のようなところです。
シンボルの「金の鳥居」は2015年に金色に塗り替えられて誕生
金(こがね)神社は岐阜市内、
名鉄岐阜駅より徒歩約10分の距離にあります。
目の前にはセントラルパーク金公園があり、
のんびり時間を過ごすには最高な場所。
金神社のシンボルといえば
入り口となる「金の鳥居」です。↓
2015年(平成27年)に
金色に塗り替えられたといいます。
手水舎の龍も黄金です。↓
黄金龍の口から吐き出される水は
ご利益がありそうな気がしますね。
拝殿です。↓
明るい朱色の拝殿。
金運が上がりそうですね。
2019年(令和元年)9月に
境内整備事業を行い
同11月に竣功してピカピカになりました。
成務天皇時代の135年、
物部臣賀夫城命が国造りとしてこの地に赴任され
国府をこの地に定めた際、
金大神を篤く尊崇したのが創建と伝わっています。
主祭神は渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)。
景行天皇の第六皇女で、
伊奈波神社のご祭神である
五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)
の妃であります。
子息は市隼雄命(いちはやおのみこと)といい、
橿森神社のご祭神です。
親子関係にある伊奈波神社、金神社、橿森神社の三社を巡ることを
”三社まいり”といって、
「夫婦円満」「家内安全」「子宝」のお参りとして
地元では有名です。
お守りブログblogでも
伊奈波神社と橿森神社を紹介していますので
ぜひご覧ください。
伊奈波神社↓
橿森神社↓
伊奈波神社に伝わる縁起によれば、
五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)は
朝廷の詔を受けて
奥州を平定しました。
しかし
その成功を妬んだ陸奥守豊益は
一足先に都に戻って
五十瓊敷入彦命に謀反の心ありと報告したため、
朝敵とされて、この地に至り討滅されました。
夫の死を聞いた渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)は
深い悲しみの中、
都を発ってこの地を訪れ、
夫の御霊を慰めつつ生涯を終えました。
その間、
渟熨斗姫命は地域住民を母の如く労り、
私財を投じて町を開拓し、
産業・農業の発展に寄与し、
のちに岐阜の街の基盤を作ったということです。
亡くなったのち、
この功績を慕って財をもたらす神として
信仰するようになりました。
そして
金大神と称され
この地に祀られることとなりました。
今では
産業繁栄、財宝・金運招福、商売繁盛の
ご神徳あらたかな神として、
この地域において篤い信仰を集めております。
願い事が叶うかどうか「おもかる石」が試金石
拝殿の右側には
金祥稲荷があります。↓
金祥とは財宝(お金)の恵みを
与えてくださることを
祥ぶ(よろこぶ)という意味。
金運や商売繁盛の神様として
古来より深い信仰と崇敬を集めています。
「おもかる石」が祀られたお社です。↓
中には「おもかる石」が。↓
大切そうに飾られていたので
持ち上げていいものなのか一瞬迷いましたが、
みんな普通にやっていたので、
続きました。
この石の前で願い事を祈念し、
石を持ち上げます。
そのときに自分が予想したよりも
軽ければ願い事が叶い、
重ければ叶い難しといった
試し石であります。
わたくしは軽く感じた……と思っています。
授与所にはお守りがたくさん。↓
参拝にあがった日は
その月の最終金曜日であったため
限定お守り、限定御朱印帳、限定御朱印を
いただこうとたくさんの人がいました。
お守り集めをしている人はそうなかなかいないのですが、
御朱印集めは男女、年齢関係ないですね。
見ていたら、
作業着を着て仕事の途中に抜け出して
来たような方も数名おりました。
御朱印集めは完全に市民権を得ていますね。
金神社には真っ先に金運のご利益を求めてしまいます。
書いて字のごとくですから。
金運が上がって金持ちになったら、
それはRich(リッチ)になったということ。
しかし
Richにはそれだけでなく
「豊か」という意味もあります。
「心豊か」というと「Rich in spirit」となります。
つまり何がいいたいかというと
金神社には「豊か」になる
ご利益もあるのではないかということです。
お金だけではない。
心の豊かさ、気持ちの豊かさを向上させたいときにも
ご神徳を発揮する。
そう考えると
とても素敵な神社ですよね!
住所:岐阜県岐阜市金町5-3
アクセス:名鉄岐阜駅より徒歩約10分
https://koganejinjya.com/
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