【戸部杉山神社の身体守護】大国主命の神使ねずみ様に願いを託す

神奈川
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二匹のねずみが月に向かって願い事をしているようにも見える

お守りコレクションblog
第167回目は神奈川県横浜市西区にある
戸部杉山神社の「身体守護」です。
初穂料800円(授与時)。

二匹のねずみが
打ち出の小槌を持った絵柄。
愛らしくて
ほっこりした気持ちになります。
ネズミの頭上には
筋斗雲のような積雲(せきうん)と
横に伸びる筋雲(巻雲/けんうん)。
金色の「御守」という文字が
月に見立てられているようにも思えます。

紫色の闇夜を月が照らし、
その光で雲が浮かび上がり、
二匹のねずみが空を見上げて
月に願い事をしているかのよう。
そう考えるとロマンチックですね!

そもそもなぜねずみなのか?

戸部杉山神社のご祭神、大国主命と
ねずみの関係にあります。↓

掲示板にはこう書いてあります。

当神社のご祭神、
大国主命(大己貴命)が須勢理比売(すせりひめ)に
結婚を申し込みにいったところ、
ヒメの父神である素戔嗚尊から
いくつかの試練が課せられました。
その中の一つに、
野原に射た鳴鏑(なりかぶら)の矢を
拾ってくるという試練がありました。

大国主命が野原に入ると、
素戔嗚尊は野原に火を放ち、
大国主命はまたたく間に
火の中に閉じ込められてしまいました。
すると、そこへネズミがあらわれ、
大国主命はネズミの案内で穴の中に逃げ込み、
なんとか火をやり過ごすことができました。
また射込まれた矢もネズミが探し出してきてくれて、
無事に試練を乗り越えることができました。

それから、ネズミは大国主命のお使いとなりました。

つまり
ねずみは大国主命の神使であるということです。
なので
ねずみが描かれているというわけですね。

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戸部杉山神社の社紋はなんと打ち出の小槌

裏面です。

積雲と巻雲が描かれているのは
おもて面と同じ。
戸部という地域の名称が取れて、
杉山神社の名前が入り、
その上には
打ち出の小槌が入っています。

打ち出の小槌は社紋です。
ユニークですよね!
神社というと
日本古来の伝統や文化があるので
厳格なイメージを想像するのですが、
けっこう自由なんだなと思ったりもします。

打ち出の小槌は大黒天が手にしているもの。
願い事を唱えながら振ると
さまざまな物が出てきて、
一生、物に困らない富をもたらす象徴です。

ご祭神の大国主命の「おおくに」は
「だいこく」とも読めることから
七福神の大黒天と同一視されています。

大国主命の持ち物である打ち出の小槌と
大国主命の神使であるねずみの融合。
「身体守護」はそのようなお守りなのであります。

余談ですが、
江戸時代にも
打ち出の小槌とねずみが
コラボしていた浮世絵がありました。
それがこちら。↓

浮世絵師である岳亭春信(がくていはるのぶ)の作。
何と書いてあるのかまでは不明ですが、
「大黒」という文字が見えるので
当時からすでに大黒天(大国主命)とねずみの関係は
広く知れ渡っていたのでしょうね。

戸部杉山神社とは以下のようなところです。
※公式HPはありません。

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狛ねずみを1回転させて願掛けをしてみよう!

京浜急行線戸部駅を降り、
横浜西区役所方面へと歩いて
約6分のところ。
隣には戸部公園があり、
まったりとした雰囲気の中に
戸部杉山神社は鎮座しています。↓

鳥居を入って
すぐ左側にご神木があります。↓

なぜ中身が空洞化してしまったのかは
不明ですが、
それでも枯れることなく
しっかりと生きています。
木は根から栄養を摂っていきますが、
内部がない中で
どのような経路で
枝まで届けているのでしょうか。
まさに木の神秘。
だからご神木なのでしょうね。

拝殿の前には
狛ねずみがいます。↓

この二匹のねずみ。
お守りに描かれたねずみと同じです。
打ち出の小槌を持つ手、
持っていない手の角度、
尻尾の感じ、
顔の向き、
すべていっしょです。

二匹のねずみは
右がオス、左がメスです。
男性はオスを時計回りに、
女性はメスを反時計回りに
1回転させて願掛けするといいみたいですよ。↓

ちなみに
狛めずみは2002年に
鎮座1350年を記念して建てられました。

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大黒天の石像は俳優の黒沢年男さんが寄贈

拝殿です。↓

創建は飛鳥時代の652年(白鳳3年)。
出雲大社のご御霊を勧請したのが
始まりだと伝えられ、
横浜旧市内最古の神社といわれています。

ご祭神の大国主命(大己貴命)は
福徳開運、縁結び、家内安全、商売繁盛、諸業繁栄
などのご神徳を併せ持つ神様です。

拝殿の本坪鈴(ほんつぼすず)のところに
打ち出の小槌が吊るされてありました。↓

提灯にも打ち出の小槌が描かれています。↓

拝殿の屋根に目を向けると、
鬼瓦が打ち出の小槌になっているのを発見。
社紋とはいえ
おもしろいですね。↓

大黒天の像も建っています。↓

こちらの像は
俳優の黒沢年雄さんが
2006年(平成18年)11月に寄贈したもの。
子どもの頃からご近所さんなのだそうです。

お守りもよく揃っています。↓

「身体守護」は紫のほかに
朱色もあります。
好きな色を選んでください!

横浜駅やみなとみらいなど、
周辺には日本を代表するような街があり、
一方、
戸部杉山神社があるエリアは
昔ながらの家や商店が並ぶ
のんびりとした街のカラー。

そんな地域にある戸部杉山神社で
大国主命の神使である”ねずみ様”に
願掛けしてみませんか。

住所:神奈川県横浜市西区中央1-13-1
アクセス:京急戸部駅より徒歩約6分
     相鉄平沼橋駅より徒歩約10分
※公式HPはありません。

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