【高木神社 おむすび御守】おむすびは「御結び」→「縁結び」

東京
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銀シャリを思わせる白米の陰影感にアッパレ!

第27回目は東京都墨田区押上にある
高木神社の「おむすび御守」です。
初穂料1000円(授与時)。

おむすびは「御結び」とも書きます。
そんな所以から、
このようなおにぎり型のお守りが誕生しました。
シャレが効いていて、本当におもしろい!

おむすびのてっぺんにある赤い丸は
カリカリ梅ではないかと解釈します。
具といえば、
やっぱり梅が第一候補。
見た目的にも安定感があります。
これがもし鮭やおかかやツナマヨだったら、
お守りにしたときに美しくない。
ちょっとグロイ。。

しっかりと海苔が巻かれているのもいいですね。
白米の部分はもちろん白地なのですが、
輝く部分とそうでない部分があり、
それがまるで銀シャリのよう。
誰もが見逃してしまいがちな細部にまで気を配るなんて、
決して冗談で作ったお守りではないという証拠です。

このお守りを見ていると、
なんだかおにぎりが食べたくなってきます。

加えて、
金色の結びを見てください。
シンプルにねじってあるだけなのですが、
先が上を向いており、
結婚式のご祝儀袋っぽくて縁起物を感じます。
たまたまそうだったわけではなく、
授与所に並べられていた「おむすび御守」すべてがそうなっていました。
この配慮も素敵です。

お守りは、もともと透明の袋に入れられていて、
出すのがもったいないため、
そのまま部屋に飾っています。

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縁結びの”ガチ”感がないところが身につけたくなるポイント

裏面です。

正面からは見えませんが、鈴がついています。
振るとちゃんと音が鳴ります。
重なるように、銅版型のおむすびも。高木神社のネーム入りです。

このお守り、カバンにつけると合いそうです。
特に学生カバンなんかにいいのではないでしょうか。
もし、友達から

友人
友人

食いしん坊だね

なんて言われたら

私

おむすびは御結びなんだよ

と言ってあげましょう。シャレが通じる友人なら

友人
友人

わ、私も、ほ、ほしい

となるかも。
なぜなら、
「彼氏欲しい!」「彼氏欲しい!!」「彼氏欲しい!!!」といった
切羽詰まった感が
おむすびのポップなビジュアルによって緩和されているから。
たとえ縁結びに本気モードであったしても、
そういったものはあまり人に悟られたくないもの。
さり気なさが重要です。

高木神社のお守り紹介はこちら

高木神社とは以下のようなところです。

高木神社
応仁2年(1468年)、室町時代の創祀と伝えられており、旧寺島新田の鎮守として尊崇され、 古くは「第六天社(だいろくてんしゃ)」と呼ばれていました。 明治時代初期の「神仏分離の制度」で『高木神社』と改めました。 その社名は、御祭神である高皇...
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御祭神が「高木の神」だから高木神社

高木神社は東京都墨田区押上の
民家が並ぶところにある神社です。
後ろには高層マンションが見えます。
この付近は、東京スカイツリーが建って以来、
再開発が進み、街並みがどんどんきれいになっています。

鳥居の向こうにある住宅のような建物が社務所であり、授与所です。↓

高木神社は1468年(応仁2年)の創祀。
旧寺島新田の鎮守として尊崇され、
古くは「第六天社」と呼ばれていました。
第六天とは魔王の力であり、織田信長が信仰していたといわれています。

明治初期による神仏分離の制度により、
高木神社へと改名。

なぜ、このような社名になったかというと、
御祭神である高皇産霊神(たかみむすびのかみ)の別名が
「高木の神」だからです。

この高皇産霊神(たかみむすびのかみ)の
「むすび」が「結び」となり、「縁結び」に繋がって、
「おむすび御守」へと着地した。
つまり、
思いつきで「おむすび御守」が完成したのではなく、
ちゃんと根拠があって作られたわけです。

ちなみに、
高木神社のご神徳は
「万物生成」「心願成就」「交渉・相談事がまとまる」。

高皇産霊神(たかみむすびのかみ)は日本神話の神。天地のはじめに、天御中主尊(あめのみなかぬしのみこと)、神皇産霊尊(かみむすびのみこと)とともに、高天原(たかまがはら)にあらわれた造化三神の一神。
もともとは「たかみむすひのかみ」で、時代が下がるにつれて「むすび」と濁るようになりました(濁らない表記も存在しています)。
「むす」は植物の生成繁茂(せいせいはんも)する力を表すことから、植物の生成力を神格化したものと思われます。「古事記」では高御産巣日神と表記。別名は高木神。
高皇産霊神は、最高神である天照大御神に助言する立場にあり、最高司令神とも呼ばれています。

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境内の石におむすびの絵を描いて供えることができる

そんな崇高な由来を持つ高木神社。
それでありながら、境内はおむすびの笑顔でいっぱい!↓

参拝者がいたずら描きをしているのではなく、
誰でもが足元にある石を拾って自由に描くことができます。
ペンは社務所前に置いてあります。

自分も描いてみたくなったので、

守護 守
守護 守

ペンを借りていいですか?

と、神社の人に尋ねたら、

高木神社の方
高木神社の方

どうぞ。好きなだけ描いていってください!

とのこと。
え? 一人一つじゃないんだ!
というわけで、3つ描きました。

うん。なかなかの出来栄えだ!

石におむすびを描くのみならず、こういったものをお供えする方もいるようです。↓

おむすび型の急須もあります。

高木神社の「おむすび御守」はこの周辺では超有名です。
お守りの授与、御結び祈願、おむすび描き。
そんな楽しいことを叶えるために
高木神社へお出かけしてみてはどうでしょうか?

「からかい上手の高木さん」もお出迎え。↓

住所: 東京都墨田区押上2-37-9
アクセス:東武スカイツリーライン「曳舟駅」下車徒歩5分
     京成押上線「京成曳舟駅」下車徒歩7分
     東京メトロ半蔵門線・都営浅草線「押上駅」下車A3出口より徒歩7分
https://takagi-jinjya.com/

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