【岩木山神社の御守】 開運、金運、縁結び、子宝など、ご利益が万能

青森
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社殿を切り取ったお守りのデザインが個性的

お守りコレクションblog
第159回目は青森県弘前市にある
岩木山神社の「御守」です。
初穂料800円(授与時)。

紫色を主軸とした
高尚な雰囲気のお守りです。

岩木山神社の中門から拝殿にかけての
絵柄が大きく描かれており、
それがどことなく明るい印象を
醸し出しています。

実物はこちらです。↓

お守りと同じように
トリミングするとこんな感じでしょうか。↓

狛犬、看板、松の位置など
違いはありますが、
お守りにて
しっかりと再現されていますね。

金色で入った社紋は
「牡丹野菊」というそうです。

岩木山神社のご利益は
開運、金運、縁結び、子宝。
特に開運神社として有名です。
なので
今回の「御守」のご利益も
同様であると思います。

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その神社名から岩木山から近いと思いきや歩いて4時間15分

裏面です。

おもて面では反映されていなかった
社殿の右側部分が描かれています。

真ん中には縦に「岩木山神社」
と入っております。

神社名にもなっている岩木山は
岩木山神社のご神体。
標高1625mで、青森県の最高峰です。
その姿から津軽富士とも呼ばれ、
日本百名山や新日本百名山にも
選定されている美しい山であります。

山頂には
岩木山神社奥宮がありますので
行きたいなと思ったのですが、
ここから山頂までは歩いて約4時間15分。
約6kmの道のり。↓

往復にすると8時間30分。
約12km。
このような険しい道を
延々と歩いて行くこととなります。↓

しかも
入山届が必要です。
となると無理ですね。。

ではどうやっていけばいいのか。

バスです。
嶽温泉までバスで行き、
乗り換えて
津軽岩木スカイラインで八合目まで進みます。
そこからリフトに乗って九合目へ。
最後は登山道を約40分ほど歩けば
山頂へたどり着くことができます。

チャンスがあれば
この道のりで
ぜひとも行ってみたいです。

岩木山神社とは以下のようなところです。

北門鎮護 岩木山神社|公式ホームページ
「お岩木さま」北門鎮護岩木山神社の公式ホームページ。津軽富士・岩木山をご神体とする生活と心のよりどころ。開運招福岩木山大神様とご神縁を結ぶ情報をご紹介。
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手水舎の水は岩木山からの伏流水。冷たくておいしい!

JR弘前駅から弘南バスで
「枯木平」行きに乗り約40分。
「岩木山神社前」にて下車すれば到着です。↓

一の鳥居が誇らしく建っています。↓

境内に入ると
緑のきれいさに目が奪われます。↓

一の鳥居からすぐの位置に
二の鳥居があります。↓

鳥居の上の部分に
植物が咲いておりました。↓

植物ってたくましいですね。
こういうところにでも
根付いてしまうんですものね。

三の鳥居です。↓

鳥居が朱色になっています。
1624〜1644年の寛永の間に建立されたといいます。
朱色がムラになっているところに
歴史の深さを感じます。

三の鳥居を過ぎると
楼門があります。↓

楼門を入る前に。
右側にある手水舎でお清めです。↓

「すごい……」
水が出まくりです。
ここで手や口を清めるなんて
手水舎の域を超えていますね。

ちなみにこの水は
岩木山に降った雨や雪が
地下に入り流れ出る伏流水。
約250年〜300年も前のものだといいます。

飲めます。
冷たくてすごくおいしい!
水筒やペットボトルに汲んで
持ち帰る人が多いと聞きました。
岩木山が作り出すエナジードリンクですね!

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「上向き狛犬」は金運アップ、「下向き狛犬」は恋愛アップのご利益が

楼門です。↓

1628年に建立に
弘前藩二代藩主の津軽信枚(のぶひら)
によって建立。
高さ約18mです。

楼門の手前の石柱に
一見謎な動物がおります。↓

この珍獣(?)は狛犬です。
上を向いているのが
「上向き狛犬」
下を向いているのが
「下向き狛犬」

それぞれにご利益があり
「上向き狛犬」は金運アップ
「下向き狛犬」は恋愛アップ
なのだそうです。
触れたり、写真を撮ったりして
ご利益をいただきたいものです。

聞くところによると
この二躯(にく)の狛犬は、
石柱と別々に作ったものではなく
一つの石からできたものだそうです。
アート性にも優れていますね!

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780年に社殿を岩木山山頂に創建したのが起源

楼門をくぐると
中門があります。↓

お守りの絵柄に
なっているところですね。
1694年建立です。
柱や板の風合いに年季があります。

中門のすぐ背後には
拝殿が見えていますね。↓

中門の扁額には「北門鎮護」
と書かれています。↓

岩木山神社が本州最北に位置していたことから
そう呼ばれていました。
(現在はもっと北に神社があります)

これを書いたのは東郷平八郎。
日露戦争に向かう前に
必勝祈願で足を運んだといわれています。

天井を見ると
龍神の画がありました。↓

リアルで迫力がありますね。

中門をくぐると
拝殿となります。↓

拝殿です。↓

お賽銭箱がかわいいですね!
手作り感があり、
温かみを感じます。

拝殿は1603年に建立されました。

岩木山神社の起源は
780年(宝亀11年)に
社殿を岩木山山頂に創建した
ことから始まります。

その後
800年(延暦19年)に
征夷大将軍の坂上田村麻呂が
山頂の社殿を再建。
山頂まで人々が参拝しに行くのが大変なため
岩木山の麓にも社殿を建立しました。

青森県産のヒバを使用し、
古いものになると
390年の風雪に耐えている
建造物もあるそうです。

何度かの焼失を経て、
藩政時代に再建された社殿は
「奥の日光」
と異名を持つほど
秀麗といわれています。

本殿へは行けませんが
木々の隙間から見ることができます。↓

本殿は1694年に建立されました。

中門に戻ると
右へ行く道があります。
そこにあるのは境内社の
「白雲神社」です。↓

のぼりの数がすごいですね。
それだけ篤く信仰されている
ということなのでしょう。

白雲神社のお社です。↓

白雲大龍神が祀られています。
龍と白蛇は同一視されることから、
白雲神社のまわりには
「白蛇の池」といわれる池があります。↓

白蛇はタマゴを食べるということで
このような看板がありました。↓

ここにタマゴをお供えするのはやめましょう!

参拝を済ませたので戻ります。
楼門から鳥居の方向を撮影しました。↓

参道が一直線です。
まさに神が通る道です。

参道を歩いていると
行くときは気づかなかったのですが、
左側にすごく雰囲気のある建物がありました。↓

社務所です。
緑ととてもマッチしています。
改めて
岩木山神社は素敵な場所にあると実感します。

岩木山から吹き下ろす風のせいか
空気が澄んでいて
居心地いい神社。
この次は
奥宮へチャレンジしたいですね!

住所:青森県弘前市大字百沢字寺沢27
アクセス:JR弘前駅から「枯木平」行きの弘南バスに乗り約40分。
     「岩木山神社前」にて下車して徒歩すぐ
https://iwakiyamajinja.or.jp/

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