【戸越八幡神社の幸福守り】青空のごとく気持ちが晴れて幸せに!

東京
スポンサーリンク

明るく爽快なデザインだからこそ幸福が舞い込んできそう

第76回目は東京都品川区にある
戸越八幡神社の「幸福守り」です。
初穂料700円(授与時)。

正面に「幸福」と書いてあるとおり、
幸福祈願お守りです。

鮮やかなブルー地に
薄めのゴールドで「幸福」。
明朝体の文字は
さほど大きくありません。
シンプルなデザインですが、
色のチョイスによって
アカ抜けたお守りとなっています。

幸福を願うお守りですから、
ダークな色味は似合いませんよね。
仮にカッコいい仕上がりだったとしても。

明るくて爽快なものだからこそ、
幸福が舞い込んできそうと思うわけです。

スポンサーリンク

最初から紐が結ばれているからポケット収納が便利

裏面です。

もともときれいに紐が結ばれておりました。
こうなっていると
ポケットやカバンに入れたときに
紐が遊ばないので
うれしいです。
細かいことですが、
こういう気配り、個人的に好きです。

おもて側と同様に、
裏面も神社名だけのシンプルな仕上がりです。

ブルーとゴールドの組み合わせは
まさに青空と太陽のようで
気分が上がります。
それを狙って作られたのなら、
人の心を見事に捉えた出色品
だと思います。

戸越八幡神社とは以下のようなところです。

戸越八幡神社
森林から光と影が織り成す憩いの神社 参道を歩きお参りすれば自然と心が通いだす
スポンサーリンク

入り口は狭く奥に広い、町屋造りのような境内

戸越といえば、
全長1.3kmにわたる戸越銀座が有名です。
そこからはちょっと離れてはいますが、
近くには宮前商店街や八幡坂通り商店街があります。
戸越とはそういう街であり、
人々の暮らしと繋がっているのが戸越八幡神社です。

入り口となる鳥居です。↓

入り口は小さいですが、
奥に深い境内。
町屋造りのようですね。↓

生い茂った木々のトンネル。
とても印象的です。

参道を進んでいくと、
右手に授与所があります。↓

お守りの種類がたくさん。
御朱印もいろいろあります。

今日が誕生日であることが分かる
身分証を提示すると
お誕生日御朱印とお茶をいただけます。

さらに進むと、神楽殿があります。↓

舞台の上には絵や人形が飾られています。
人形は歌舞伎を演じているもので、
神楽殿で踊っているようなイメージでしょうか。↓

2匹の猫を描いた「絆」の絵と
2体のお地蔵様を描いた「大丈夫」の絵。
かわいいです。

境内はカフェテラスのような雰囲気。
中でくつろげる球型テントや
まったりできるソファーがあります。↓

ソファーで猫が寝ておりました。↓

拝殿の手前に
福分け猿。↓


夢叶うさぎ。↓

「戸越八幡神社の福分け猿と夢叶うさぎ」の由来は以下のとおり。
昔々、戸越村にある藪清水に
たいそう賢く優しい猿と
可愛らしいうさぎが
住み着いていたそうです。
猿はその泉に水を汲みに来た村人たちに
自らのために獲ってきた木の実や果物を
分け与えてくれることから
神様の化身ではないかといわれていました。
いつも猿の近くにいるうさぎは
あまりにもかわいかったので、
見た人全員が素晴らしく美しい笑顔になったそうです。
人々のその笑顔は
何もない時代の夢と希望の源となり、
以来、
そのうさぎのことを夢叶うさぎ
と名付けて大切に敬いました。

そういう伝承を像という形で
残すことに素晴らしさを感じます。

スポンサーリンク

本殿には3柱の神様が祀られている

拝殿です。↓

彫刻の細かさに目が奪われます。↓

龍や鳳凰が見えますね。

社殿は小さそうに見えますが、
奥に長くなっていて、
決して小さくはありません。↓

戸越八幡神社に訪れた日、
定期的に行われる
お昼のお祓いに出くわしました。
神主さんに「どうぞ、どうぞ」と言われ、
靴を脱いで拝殿の中へ。
もちろん無料です。

中へ入ると
扉が3つ並んでありました。
戸越八幡神社の本殿には神様が3柱おられるということです。
扉は閉まっており
その先を見えることはできません。

右・春日社様
中・八幡様
左・お稲荷様

摂社、末社という形で
境内に小さい神社があるのは
普通のことなのですが、
本社の本殿に
神様が並んでいるのは珍しいとのことです。

扉は以前から3つあったそう。
中央に八幡様がおられるのは分かっていました。
しかし、左右は分かりませんでした。
先ごろの社殿改修事業にあたり、
扉を開けてみたら、
春日社様とお稲荷様が祀られていた
形跡があったといいます。

境内社として祀られてあった
春日社と稲荷社が何らかの理由で
本殿の外へと出てしまったのではないか
といいます。

社殿の改修事業を機に
春日社と稲荷社は本殿へと戻られました。
なのでHPには、
境内社を旧春日社、旧稲荷社というふうに
書いているわけです。
お賽銭もできないようになっていたかと
記憶しています。

スポンサーリンク

「戸越」とは「江戸越え」が略されたもの

戸越八幡神社は
東京23区ではほとんど見られなくなった
ケンボナシがあることでも有名です。↓

ケンボナシにはニホンミツバシが巣を作っていて、
これまた価値のあるもの。
中延の日本蜜蜂保存会の協力を得て、
巣を守っています。
ニホンミツバシは攻撃性が低く、
余程なことがない限り、
ほとんど人を刺さないそうです。

戸越の地名の由来という石碑もありました。↓

「江戸越え」の頭とお尻の単語が取れて、
「戸越」となったそうです。

お祓いに誘ってくれた神主さん以外にも
神社関係者の方は気さくです。
人々との輪やコミュニケーションを大切にする
神社である印象を受けました。

まったりできるソファーもありますし、
戸越八幡神社はみんながくつろげる憩いの場です。
一度行ったら
ハマるかもしれませんね。

住所:東京都品川区戸越2-6-23
アクセス:都営地下鉄浅草線戸越駅より徒歩約8分
     東急池上線戸越銀座駅より徒歩約10分
     東急大井町線戸越公園駅より徒歩約10分
https://togoshihachiman.jp/

東京
スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました