【朝日神社の技能上達御守】「向上」「上昇」を表す龍に願いを込める

東京
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しなやかに躍動する龍の姿に心が躍る

第80回目は東京都港区六本木にある
朝日神社の「技能上達御守」です。
初穂料1000円(授与時)。

「技能上達御守」は令和3年4月1日より、
「芸能上達御守」とともに、
頒布開始となったお守りです。↓

わたくしは芸能をやっているわけではなく、
むしろ技術に通ずる仕事をしているので、
技能上達お守りを選びました。

緑と青で彩られた龍。
龍は空へと昇っていく姿から
「向上」「上昇」を表す神ともいわれ、
とても縁起のいい霊獣です。

日本画風の波の上を
舌を出して微笑みながら飛んでいるイメージでしょうか。

龍を描いたお守りはたくさんありますが、
個人的に好きな絵のタッチです。
全体像が描かれ、
しなやかで躍動感があり、
気持ちが心地よく動く感じがします。

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職業を象徴するイラストのポップ感が楽しい!

裏面です。

中央に朝日神社の文字。
象形文字のような書体がユニークです。
まわりには、
カメラ、帽子、絵具の筆とパレット、
電卓、鍋つかみ、顕微鏡の
イラストが描かれ、
「技能」を表現しています。
このイラストがマンガチックで、
おもしろいですね。

さらに
表面の龍が日本画をイメージさせるのに対し、
裏面の絵はポップな感じ。
このギャップもまたおもしろいと思います。

朝日神社とは以下のようなところです。

六本木 朝日神社のホームページ
六本木朝日神社の公式ホームページ
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神社名の朝日とは織田信長の室であった朝日姫が由来

六本木アマンドのすぐ脇の細い道を下っていくと
あるのが朝日神社。
そんな遠くはありませんが、
目立たないのでスルーしがちかもしれません。
入り口はこちらです。↓

入り口は小さいですが、奥行きがあります。

六本木という雑多な街に、
小さいながらもこんな落ち着いた
素敵な神社があるなんて!

提灯が並ぶ場所の奥隣にあるのが
授与所です。↓

朝日神社はビルとビルの間にあり、
窮屈そうにしておりますが、
鎮座1080年(940年創建)と
歴史は相当古く、
この周辺に暮らす人々や
働く方たちから親しまれているということです。

拝殿です。↓

夏に訪れたので
夏詣の提灯が飾られてあります。

マンションの出っ張りが邪魔して
左の屋根が見切れてしまいました。
それくらい狭いスペースに
朝日神社はあります。

御祭神の市杵嶋姫大神(いちきしまひめのおおかみ)は
水の守護神、芸能の神様。

またの名を弁財天といいます。

弁財天はもともとヒンドゥー教の女神
サラスバティが仏教に取り込まれて、
そう呼ばれるようになり、
日本においては、
日本神話に登場する市杵島姫命と
同一視されるようになりました。

ザックリといいますと、
仏教が日本に入ってきたときに

僧侶
僧侶

仏教には「財」や「芸事」を司る
弁財天という神様がいるんですよ

時の有力者
時の有力者

それって、日本の神様の市杵島姫命ではないですか?

じゃあ同じですね

という流れがあったわけです。

朝日神社の朝日とは、
のちに織田信長の室となる朝日姫(清心尼)が
稲荷の神像をこの神社に寄進したことが
由来といわれています。

寄進した直後は「日ヶ窪稲荷」という名称でしたが、
明和年間に「朝日稲荷」となり、
明治28年に「朝日神社」となりました。

六本木といえばテレビ朝日があるところです。
朝日神社と関係があるんでしょうか?

ありません。
テレビ朝日は朝日新聞からの派生であって、
朝日新聞はもともと大阪発祥ですので。

調べてみると、
初代主幹の津田貞さんが
「新聞は毎日、
日が昇るとともに配達され、
何よりも早く手にする。
朝日とつけたほうがいい」
と話し、朝日新聞と
命名されたといいます。
明治12年のことであります。

単なる偶然が
奇妙な偶然になったというわけです。

六本木は怖い街というイメージを
持っている方もおられるとは思いますが、
昼間に行けばそんなことはありません。
六本木ヒルズ、東京ミッドタウンへ
遊びに行った際には
朝日神社にも足を運んでみてください。

住所:東京都港区六本木6-7-14
アクセス:東京メトロ「六本木駅」A3出口より徒歩3分
http://www.asahi-jinjya.com/index.html

東京
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