【十和田神社の財福金運御守】 十和田の龍神に金運アップを願う

青森
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金銀財宝が七福神のごとく宝船に乗った賑やかお守り

お守りコレクションblog
第154回目は青森県十和田市にある
十和田神社の「財福金運御守」です。
初穂料500円(授与時)。

七福神が乗りそうな宝船に
小判やら打ち出の小槌やら
お金が入ってそうな袋やら、
積み切れないくらい大量にザックザク。

今すぐにでも財産運、金運が上がりそうな
お守りですね。
絵のタッチもユニーク。
こういうイラストチックなデザインって
正直好きです。

波が吉祥和柄の青海波になっていたり、
そもそもの地色が金運を高める黄色だったり、
とにかくめでたいです。

かつては恐山と並ぶ霊場として信仰を集め、
修行場として栄えた十和田神社。
そのような霊験あらたかな神社に
このような楽しいお守りがあるとは意外。
でも、そのギャップに感動です!

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熊手のような形は十和田湖。その上空を龍が飛び回る

裏面です。

水色の熊手のようなものは
何でしょうか?

正解は十和田湖です。↓

Google Mapから切り取りました。
上の部分が若干違いますが、
ほぼいっしょです。

「財福金運御守」の十和田湖上空には
龍が飛んでいます。
十和田神社は東北地方に色濃く残る
水神信仰の象徴であり、
江戸時代から「十和田山青龍大権現」が
祀られているというところから来ています。

青龍大権現とは南祖坊というお坊さんを
指しており、
十和田湖に棲む支配者、八郎太郎(八之太郎)を
退治したという「十和田湖伝説」に
由来しています。
詳しくはこちらを。↓

活彩あおもり大祭典 出陣ねぶた − 十和田湖の伝説より 八之太郎と南祖坊 −

※十和田神社の公式HPはありませんので省略します。

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緑を楽しみながら奥深い山の中へと入っていく

十和田神社へ行くには
JR八戸駅からJRバス「十和田湖行」に乗って
「十和田湖休屋」で下車。
ここまでで約2時間15分。
その後、徒歩で約15分です。

なかなか遠いところにありますが、
参拝する価値は十分にあると思っています。

霊場として名高かった十和田神社。
入り口となる一の鳥居周辺には
その面影が残っているのではないでしょうか。↓

十和田神社へ上がるには
生い茂った山に入っていくようなイメージです。
この日はちょうど雨上がり。
龍神信仰の神社へ上がるには最高のシチュエーション!

扁額には「十和田神社」とあります。↓

金縁の扁額が神々しいですね。

一応参道にはなっていますが、
完全に山の中です。↓

木々が雨に濡れているせいか
全体的に緑が濃い印象です。↓

空気が本当に澄んでいます。
マイナスイオンがバリバリです。↓

むき出しの木の根っこ。
倒れてきそうで怖いですが、
これこそが自然のあるべき姿。↓

二の鳥居が見えてきました。↓

扁額が汚れて見づらいですが、
「十和田神社」と書かれています。↓

盛り上がった根っこに
樹木の生命力を感じてしまいます。↓

龍の手水舎です。
その奥に祠がありました。↓

ジブリの世界が現実化。
逆ですね。
現実にある自然界を
ジブリがモチーフにしたんですよね。↓

三の鳥居の登場です。↓

三の鳥居の前に建つ
狛犬がかわいいんです。↓

これも霊験あらたかな十和田神社
だからこそのギャップですね!

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創建に関して2つの説を持つ十和田神社

三の鳥居をくぐり、
階段を上ります。↓

神社が見えてきました。↓

拝殿です。↓

まるで墨汁で描いた日本画のよう。
目の前にあるのに幻想を見ているような感覚。

物音一つない静かな山中に佇み、
時をどこかに置き忘れてしまったかのように
ただただそこに存在する社殿。
地球の重力を麻痺させ、
身体に備わった方位磁石を
狂わせてしまう異次元世界。

透明な空気が地上を包み、
雨のしずくが木の葉に落ちるとき
偉大なる自然の
莫大な生命力を痛感します。

十和田神社の縁起は2通りあるといいます。
珍しいですよね。

一つは807年(大同2年)、
征夷大将軍、坂上田村麻呂が創建したとされる説。
東征の際に湖が荒れて渡れず、
祠を建てて祈願し、
筏(いかだ)を組んで渡ったというお話です。

もう一つは、先述した熊野で修業した南祖坊という
お坊さんが創建したという説です。
鉄の草鞋(わらじ)と錫杖(しゃくじょう)を神から授かり、
「百足の草鞋が破れた所に住むべし」
との夢のお告げを受けて
南祖坊は諸国を巡ります。
そして
百足の草鞋が尽きたところが十和田湖畔でした。
その後の話は「十和田湖伝説」のとおりです。

ちなみに
境内の熊野神社には彼の履いていたという
鉄の草鞋が奉納されています。↓

ただし、
南祖坊が実在していたかどうかは
専門家の中でも意見が分かれているといいます。
実在したとすれば
平安時代末期のようです。

拝殿の屋根の反りが際立っています。
美しいですね。↓

修理修繕をして大切に使われている
様子が分かります。
彫刻の細かさも目を引きますね。↓

苔がこんなにもきれいです。↓

フカフカそうで
ゴロンと寝転びたいくらい。
でもそれをしたら
服がドロドロになるのでしませんが。。

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6つの溶岩洞窟跡に手を合わせ昔の修験者に思いを馳せる

十和田神社といえば
「御占場(おさごば)」が有名です。
しかし
階段が崩壊してしまい、
立ち入り禁止となっていました。↓

もう長らく立ち入り禁止になっているみたいです。
何とか復旧してほしいのですが、
お金の問題でしょうか。
ここは行政の出番かと思うのですがね。。
観光スポットでもありますから。
本来ならば
鉄のはしごをつたって、降りたところに占場があり、
そこで吉凶を占うということです。

拝殿までの途中に
「開運の小道」というのがありました。↓

ここには6つの溶岩洞窟の跡があり、
それぞれに「日ノ神」「天の岩戸」「金ノ神」
「山ノ神」「火ノ神」「風ノ神」
と名前がついています。
各洞窟の前には鳥居が建てられています。↓

この洞窟で
昔の修験者が修行をしたそうです。
草木が生い茂って
洞窟の中が見えなくなっている
ところばかりでした。↓

しかし「天の岩戸」だけは
草木の隙間から洞窟内が見えました。↓

洞窟の前に木札が建てられています。
中は狭そうです。

「開運の小道」を抜けると
そこは十和田湖でした。↓

緑豊かな森林であるがゆえの
視界の狭まりから一変、
スコーンと広がる空と湖。
これもまた自然が織りなす芸術。
このギャップもまた十和田神社ならではです。

湖を取り囲む山々なのか、
それとも湖自体なのか。
そのどこかに龍神様がいそうな
気配ばりばりです。

湖に浮かぶ小島は
恵比須大黒島です。

自然環境そのままに最低限の整備だけで
維持されている十和田神社。
未来に残しておきたい「極上遺産」ですね。

住所:青森県十和田市奥瀬十和田湖畔休屋486
アクセス:JR八戸駅からJRバス「十和田湖行」に乗り「十和田湖休屋」で下車。
     その後、徒歩で約15分

青森
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