【王子神社の身守】多彩な桜の華やかさで日々の健康と安全を護る

東京
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飛鳥山の桜を彷彿する爛漫としたデザイン

お守りコレクションblog
第141回目は東京都北区にある
王子神社の「身守」です。
初穂料1000円(授与時)。

桜が風に舞っているような絵柄。
百花繚乱!
狂喜乱舞!

このデザインは
まるで遊女が桜文様の着物を
バサッと振り下ろしているようにも
見て取れます。

そもそもなぜ桜なのでしょうか。
王子神社は特に桜の名所ではありません。
しかし目と鼻の先には
都内でも有数な桜のスポット、
飛鳥山公園があります。↓

こちらを意識しているのは
明確です。

飛鳥山公園といえば
江戸幕府八代将軍徳川吉宗。
享保の改革の施策のひとつとして、
飛鳥山を江戸の人たちの行楽地とするために
桜の名所にしました。
それまで桜の名所地で禁止されていた
酒宴や仮装も容認したといいます。

酒宴や仮装。
なるほど!

今回の「身守」は
お花見における酒宴や仮装を
イメージして
派手で華やかで豪華な
絵柄になっているのかもしれませんね!

ちなみに
飛鳥山は歌川広重の「名所江戸百景」にも
「飛鳥山北の眺望(1856年/安政3年)」
という題で描かれています。
それがこちらです。↓

下のほうにしっかりと桜が入っています。
当時は富士山を眺めることができたんですね!
今はビルが邪魔して無理ですけど。

しかし
飛鳥山よりももっと北の方角にある
荒川に架かる新荒川大橋(東京都と埼玉県の県境にある橋)からは
現在でも富士山が見られます。
特に空気が乾燥する冬場はしっかりと確認できますよ!

飛鳥山は1873年(明治6年)に
太政官布達によって
上野・芝・浅草・深川とともに
日本最初の公園に指定されています。

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絵柄を優先して神社名の色味を抑えたのが賢明な判断

裏面です。

桜が賑やかな柄は、
表裏まったく同じです。
真ん中には
王子神社と入っています。

字が読みづらいので
光の当て方を変えたものも
載せたいと思います。↓

仮に神社名を見やすくするために
目立つ色を使ったなら
今度は桜の絵柄とケンカしそうなので
神社名を控えめな色にしたのは
とても賢明だと思います。

見ていて本当に
惚れ惚れするお守りですね。

「身守」としか書いていませんが、
健康と安全を守護するお守りとなります。

王子神社のお守り紹介はこちら

王子神社とは以下のようなところです。

- 王子神社 -
王子神社は、「運を開き、災いを除く」の意より、開運招福や運気の回生、厄除けや家内安全、身体健全、交通安全などに御神威深き神社です。「子育大願」の神社として、子どもに関する祈願(初宮、七五三、学業成就、安産など)にも御神徳あらたかです。
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東京十社の王子神社は東京の北方守護

王子神社。
名前が素敵です。
プリンス神社ですものね。
鎮座している住所が
東京都北区王子本町なので、
奇をてらって王子と
名付けたわけではありません。

そもそもは
1322年(元亨2年)に
豊島郡を支配していた豊島氏が、
熊野の方向を望む石神井川沿いの高台に、
紀州熊野三社権現から王子大神を勧請(かんじょう)し、
改めて若一王子宮として祀ったところから
始まります。
これにより、
村名が岸村から王子村へと改められ、
王子という地名の由来になりました。

王子神社の鳥居です。
高さ28尺6寸(約8.6m)。↓

王子神社は王子駅から
徒歩3分くらいの距離で、
北区役所が目の前です。

鳥居をくぐれば
すぐに拝殿です。↓

拝殿の中にある
丸く光っているものは鏡です。

紀州徳川家の出自である
八代将軍徳川吉宗は
この地に紀州ゆかりの
王子神社があることを喜び、
1737年(元文2年)に飛鳥山を寄進。
桜を多く植えて江戸庶民遊楽の地としました。
これが今に残る花の飛鳥山(現 飛鳥山公園)の
もととなり、
現在も桜の季節には
多くの花見客で賑わっています。

1868年(明治元年)、
明治天皇は万民の安寧を祈るため
准勅祭社を定め、
王子神社は東京十社に選ばれました。
以来、東京の北方守護として
鎮座しています。

東京十社
・根津神社
・芝大神宮
・神田神社(神田明神)
・日枝神社
・亀戸天神社(亀戸天満宮)
・白山神社
・品川神社
・富岡八幡宮
・王子神社
・赤坂氷川神社

お守りの種類も豊富です。↓

社務所の手前に
右へ行く道があります。
そちらの方へ向かうと
東京都指定天然記念物の
「王子神社のイチョウ」があります。↓

幹回り5.2m。高さ24.2m。
樹齢600年と推定。
戦災によって王子神社の社殿など
多くが失われた中、
このイチョウは生き延びました。
そういう運と生命力を持ち合わせています。

境内の左側、
駐車場の近くには
境内社の関神社があります。↓

全国でも珍しい「髪の祖神」です。
ご祭神は百人一首でも有名な蝉丸(せみまる)。
姉「逆髪姫」のために
髢(かもじ)や鬘(かつら)を
作ったという伝説により、
髢、鬘や床山業界の方々から
篤く信仰されています。

ちなみに
蝉丸は琵琶の名手でもあり
「音曲諸芸道の祖神」としても
崇敬されています。

戦災で焼失しましたが、
髢、鬘、床山、舞踊、演劇などの
関係業界の尽力により、
1959年(昭和34年)に再建されました。

境内には毛髪報恩のための
毛塚も建立されています。↓

神社のプリンス、王子神社。
飛鳥山公園とセットで行かれると
より楽しめるかと思います。

都内では珍しく
近くを路面電車が走っています。
都電荒川線(東京さくらトラム)です。
電車と自動車が同じ道路を共有する
この光景は東京では希少価値大です。↓

住所:東京都北区王子本町1-1-12
アクセス:JR京浜東北線王子駅北口より徒歩3分
     東京メトロ南北線「王子」3出口より徒歩3分
     都電荒川線「王子駅前」より徒歩5分
http://ojijinja.tokyo.jp/index.html

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